第2章 情勢
おなまえ
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「ん〜〜!おいしい!」
ピンク、白、黄緑の三色だんごにあったかいお茶。もちもちと柔らかい食感に和菓子特有の甘さが口いっぱいに広がっていく。へへ。
「美味しそうだな。どれ、お竜さんにもひとつ」
マシュと私の間に置いてあるお皿から、ひょいっと団子が一串宙に浮いた。
え?
「こらこら。お竜さん、人のものを勝手に食べてはいけないよ」
「もう手をつけてしまったからな。これはお竜さんのものだ。むぐむぐ…」
現代でいうところの黒いセーラー服を着た黒髪のお姉さん。と、全身白いお洋服のお兄さんがお話ししていた。
自分のことを、お竜さん、と名乗るお姉さんは、だんごを食べながらピースをしている。
「先輩、あの方、サーヴァントのようです」
だんご泥棒の正体は、なんとサーヴァントだという。
思わぬ展開に唖然としていると、白いお洋服のお兄さんは話しかけてきた。
「いやあごめんね、おだんご弁償するから。怪しいものではないよ。僕は坂本龍馬。こちらは」
「お竜さんだ。気軽にお竜さんと、呼んでくれていいぞ」
さすがに私でも、坂本龍馬は聞いたことあるぜよ。
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「ん〜〜!おいしい!」
ピンク、白、黄緑の三色だんごにあったかいお茶。もちもちと柔らかい食感に和菓子特有の甘さが口いっぱいに広がっていく。へへ。
「美味しそうだな。どれ、お竜さんにもひとつ」
マシュと私の間に置いてあるお皿から、ひょいっと団子が一串宙に浮いた。
え?
「こらこら。お竜さん、人のものを勝手に食べてはいけないよ」
「もう手をつけてしまったからな。これはお竜さんのものだ。むぐむぐ…」
現代でいうところの黒いセーラー服を着た黒髪のお姉さん。と、全身白いお洋服のお兄さんがお話ししていた。
自分のことを、お竜さん、と名乗るお姉さんは、だんごを食べながらピースをしている。
「先輩、あの方、サーヴァントのようです」
だんご泥棒の正体は、なんとサーヴァントだという。
思わぬ展開に唖然としていると、白いお洋服のお兄さんは話しかけてきた。
「いやあごめんね、おだんご弁償するから。怪しいものではないよ。僕は坂本龍馬。こちらは」
「お竜さんだ。気軽にお竜さんと、呼んでくれていいぞ」
さすがに私でも、坂本龍馬は聞いたことあるぜよ。
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