柱と梁
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ーーーーこの人が、お館様ーーーー
ポカンとしていると、柱の皆が一斉に平伏す。
思わず私も真似をする。
お館様が静かに口を開く
館「半年振りだね 私の可愛い剣士たち
皆息災だったかな?」
悲「はっ。お館様におかれましてもご健在で何よりでございます」
私は下を向いて大人しくしている。
ていうか、私ここにいていいのかな??
館「前回より随分と寂しくなってしまったね
鬼舞辻の勢力は依然強まるばかりだ」
鬼舞辻?誰の話かなぁ・・・
寂しくなったって、柱も来れない人も多いんだなぁ
槇寿郎さんも来られないしね。
館「申し訳ないが自ずと君たちに頼る機会も増えていく
皆今以上に互いを支え合い任務に励んでほしい」
この、お館様の声って不思議・・・
耳心地がいいな
不「御意・・・ところでお館様」
不死川さんが口を挟む
不「何故柱でもない隊士がここへ?」
不死川さんの言葉につられて顔を上げる。
皆の視線を辿った先に
煉獄さんの姿があったーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『!!』
煉獄さん!
なんで。どうしてここに・・・?
煉獄さんの姿が見えた途端、自然と涙が零れていた。
煉獄さんは私の顔を見て一瞬ハッとする。
でも、すぐに真顔に戻る。
煉「俺は・・・」
不「おい」
煉獄さんが何か言いかけたのを不死川さんが被せる。
不「お前に柱の代わりが務まんのかァ?」
館「実弥
あまりいじめちゃいけないよ
槇寿郎のこと
美桜のことを説明してもらう為に杏寿郎を呼んだんだ」
お館様の言葉に不死川さんは改めて平伏す。
館「皆 槇寿郎のことを心配しているんだ
彼の家での様子を教えてくれるかい?」
煉「・・・確証はありませんが・・・」
煉獄さんはお家での槇寿郎さんの様子を伝える
悲「ああおいたわしや・・・槇寿郎殿は柱古参。本来であれば皆をまとめねばならぬ立場だというのに・・・」
宇「隊員にも示しがつかねぇし地味に士気に関わる。派手に引退を推すぜ、俺は」
不「柱が足りねぇ。酩酊状態じゃお館様も任務にやれねェどうしたもんか」
口々に意見が飛び交う。
そこに
煉「それは問題ない!俺も炎柱になれば父上もきっとやる気を取り戻してくれるでしょう!」
煉獄さんが高らかに宣言する。
不「・・・おい、随分自信があるようだなァ・・・じゃあテメェの腕前見せてみなァ」
不死川さんがバッと立ち上がる。
悲鳴嶼さんの制止も聞かず煉獄さんに蹴りかかる。
『っ!!!』
悲「不死川!」
不死川さんは何かを言いながらも煉獄さんに攻撃を加える。
なんで?
味方じゃないの??
煉獄さんが怪我しちゃうよ!!
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
不「オラァどうした!やり返してこいやァ!!」
ー最後の一撃を加えようとした時、ぐんと後ろに引っ張られる
振り返ると美桜という娘が涙目になって俺の服を掴んでいたー
不「てめっ!手を離せ!!」
『嫌ですっ!!何で急に殴りかかるんですか?味方同士じゃないんですか??』
煉「美桜・・・」
『もし煉獄さんに怪我させたら私は許しませんからっ!』
イーッ!とコイツなりの威嚇をしてくる。
不「なっ、うるせェ口出しすんなッ」
服を掴まれながらも煉獄に拳を出そうとすると止められる。
不「っ!!」
煉「殴るわけがないだろう!隊員同士の喧嘩はご法度だぞ!そもそも人を殴ってはいけない!」
・・・こいつ、俺の挑発に正論で返しやがった
煉「そして俺は君を殴りたくない!ツンケンしているが熱い心の持ち主と見た!ありがとう頑張るよ!」
んなっ!
不「自分に殴りかかってくるやつに感謝するんじゃねェェ!そしてお前もいつまでしがみついていやがるッ!!」
何なんだコイツらは。調子が狂う・・・
館「実弥」
お館様の声に我にかえる。
不「・・申し訳ありません。熱くなりすぎてしまいました」
館「うん」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それから、お館様は
煉獄さんに柱になるための条件ー
十二鬼月の討伐を任命する
館「自身が柱足りえるというならば
言葉だけでなく実績で
そうすれば自ずと皆認めてくれる
君の実力を示しておいで 杏寿郎」
煉「はいっ!」
この任務が成功すればもしかしたら煉獄さんが柱に・・・?
すごい。すごいけど・・・
・・・大丈夫だよね・・・?
館「・・・さて もう一つの本題に入ろうか」
お館様と視線が合う
館「美桜に隠された力のことを教えてくれないかな」
ポカンとしていると、柱の皆が一斉に平伏す。
思わず私も真似をする。
お館様が静かに口を開く
館「半年振りだね 私の可愛い剣士たち
皆息災だったかな?」
悲「はっ。お館様におかれましてもご健在で何よりでございます」
私は下を向いて大人しくしている。
ていうか、私ここにいていいのかな??
館「前回より随分と寂しくなってしまったね
鬼舞辻の勢力は依然強まるばかりだ」
鬼舞辻?誰の話かなぁ・・・
寂しくなったって、柱も来れない人も多いんだなぁ
槇寿郎さんも来られないしね。
館「申し訳ないが自ずと君たちに頼る機会も増えていく
皆今以上に互いを支え合い任務に励んでほしい」
この、お館様の声って不思議・・・
耳心地がいいな
不「御意・・・ところでお館様」
不死川さんが口を挟む
不「何故柱でもない隊士がここへ?」
不死川さんの言葉につられて顔を上げる。
皆の視線を辿った先に
煉獄さんの姿があったーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『!!』
煉獄さん!
なんで。どうしてここに・・・?
煉獄さんの姿が見えた途端、自然と涙が零れていた。
煉獄さんは私の顔を見て一瞬ハッとする。
でも、すぐに真顔に戻る。
煉「俺は・・・」
不「おい」
煉獄さんが何か言いかけたのを不死川さんが被せる。
不「お前に柱の代わりが務まんのかァ?」
館「実弥
あまりいじめちゃいけないよ
槇寿郎のこと
美桜のことを説明してもらう為に杏寿郎を呼んだんだ」
お館様の言葉に不死川さんは改めて平伏す。
館「皆 槇寿郎のことを心配しているんだ
彼の家での様子を教えてくれるかい?」
煉「・・・確証はありませんが・・・」
煉獄さんはお家での槇寿郎さんの様子を伝える
悲「ああおいたわしや・・・槇寿郎殿は柱古参。本来であれば皆をまとめねばならぬ立場だというのに・・・」
宇「隊員にも示しがつかねぇし地味に士気に関わる。派手に引退を推すぜ、俺は」
不「柱が足りねぇ。酩酊状態じゃお館様も任務にやれねェどうしたもんか」
口々に意見が飛び交う。
そこに
煉「それは問題ない!俺も炎柱になれば父上もきっとやる気を取り戻してくれるでしょう!」
煉獄さんが高らかに宣言する。
不「・・・おい、随分自信があるようだなァ・・・じゃあテメェの腕前見せてみなァ」
不死川さんがバッと立ち上がる。
悲鳴嶼さんの制止も聞かず煉獄さんに蹴りかかる。
『っ!!!』
悲「不死川!」
不死川さんは何かを言いながらも煉獄さんに攻撃を加える。
なんで?
味方じゃないの??
煉獄さんが怪我しちゃうよ!!
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
不「オラァどうした!やり返してこいやァ!!」
ー最後の一撃を加えようとした時、ぐんと後ろに引っ張られる
振り返ると美桜という娘が涙目になって俺の服を掴んでいたー
不「てめっ!手を離せ!!」
『嫌ですっ!!何で急に殴りかかるんですか?味方同士じゃないんですか??』
煉「美桜・・・」
『もし煉獄さんに怪我させたら私は許しませんからっ!』
イーッ!とコイツなりの威嚇をしてくる。
不「なっ、うるせェ口出しすんなッ」
服を掴まれながらも煉獄に拳を出そうとすると止められる。
不「っ!!」
煉「殴るわけがないだろう!隊員同士の喧嘩はご法度だぞ!そもそも人を殴ってはいけない!」
・・・こいつ、俺の挑発に正論で返しやがった
煉「そして俺は君を殴りたくない!ツンケンしているが熱い心の持ち主と見た!ありがとう頑張るよ!」
んなっ!
不「自分に殴りかかってくるやつに感謝するんじゃねェェ!そしてお前もいつまでしがみついていやがるッ!!」
何なんだコイツらは。調子が狂う・・・
館「実弥」
お館様の声に我にかえる。
不「・・申し訳ありません。熱くなりすぎてしまいました」
館「うん」
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それから、お館様は
煉獄さんに柱になるための条件ー
十二鬼月の討伐を任命する
館「自身が柱足りえるというならば
言葉だけでなく実績で
そうすれば自ずと皆認めてくれる
君の実力を示しておいで 杏寿郎」
煉「はいっ!」
この任務が成功すればもしかしたら煉獄さんが柱に・・・?
すごい。すごいけど・・・
・・・大丈夫だよね・・・?
館「・・・さて もう一つの本題に入ろうか」
お館様と視線が合う
館「美桜に隠された力のことを教えてくれないかな」