柱と梁
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岩柱の悲鳴嶼行冥さんに助けられた私は何故か鬼殺隊の本部へ連れて行かれる事になった。
その前に事情を話したら、槇寿郎さんの薬を届けて千ちゃんに行き先を告げる事を許してくれた。
お家に入ると千ちゃんに抱きつかれて泣かれてしまった・・・
心配かけて、かわいそうな事しちゃったな。
今、私は目隠しをされておぶられている。
本部の場所は秘密らしく、限られた人しか知られてはいけないからだそうだ。
結構時間が経つけど、まだ着かないのかな。
『あの・・・悲鳴嶼さん、重たくないですか?』
悲「・・・なんて事はない」
鬼殺隊の人の体力ってホント凄いな。。。
私、これからどうなっちゃうんだろう・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
任務を終え、家に帰った俺は事の顛末を千寿郎から聞いた。
美桜が鬼殺隊本部にーーー
何故だ。
美桜・・・
己の不安を払拭するかの様に木剣に込めるー
煉「どうした!どうした!しばらく稽古をしないうちに身体が鈍っているぞ!そんな打ち込みでは隊士としてやっていけないぞ!頑張れ!甘露寺!」
蜜「ひゃい〜!で、でも腹ペコでお腹と背中がくっつきそうなんです〜!甘味休憩を所望します!!」
あの後俺を訪ねてきた甘露寺を相手に打ち込みを続けていた。
その後、縁側で休憩をしている所に父上の鴉が緊急の柱合会議の召集を報せにきたー
父上にお伝えするが、行きたければお前が行けと拒否されてしまった・・・
鬼殺隊本部ーーーー
ーー美桜がいる場所だーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
悲「・・・着いた。降ろすぞ」
悲鳴嶼さんが声をかけて優しく降ろしてくれた。
ここに来るまでも、少し揺れるぞ、飛ぶぞ(?)降下する(!?)など、口数が少ないながらも変化が起こる前に教えてくれた。
本当に降下した時は吃驚して悲鳴をあげたけど。あと悲鳴嶼さんの首に思いっきりしがみついたから悲鳴嶼さんも「ぐっ!」って声出してたけど・・・
久し振りに感じる地面の感触。
そして、目隠しも丁寧に外してくれる。
『っ!』
いつの間にか陽が昇っていた為、眩しくて手で顔を覆い目を瞬く。
目が慣れた頃、そっと視線を周りに向ける。
どこかの、お屋敷ーーー?
豪邸の庭園に私は立っていた。
『・・・ここが、本部・・?』
悲「そうだ。」
?「おいおい、悲鳴嶼さんよぉ、何だい緊急召集ってのは」
知らない人の声に振り返るが、その人の姿を確認すると反射的に悲鳴嶼さんの後ろに隠れてしまった。
えっ、どう見てもカタギじゃない!!
怖い!顔が怖いよ!!
?「・・なんだぃ。その娘は?」
悲「・・不死川、早かったな。この子が例の重要人物だ」
不「はぁっ?こいつが胡蝶の言ってた娘かぁ??」
不死川、と呼ばれた人は信じられねぇ・・・と零している。
重要人物?って私のことだよね??
何で???
混乱していると
宇「美桜!お前、鬼に襲われたんだって?大丈夫か??」
宇髄さん!
知っている顔に安心する。
『うっ宇髄さんっ!』
小走りに宇髄さんに駆け寄ると、両手を広げて迎えてくれる。ーーーと、
し『美桜さん、大丈夫ですか?お怪我はされていませんか??』
宇髄さんの後ろからしのぶさんが現れた。
私は宇髄さんを通り越してしのぶさんに抱きつく。
『しのぶさんっ!こっ怖かったぁ〜!!もう鬼嫌ぁ〜〜っ!!』
しのぶさんの腕の中でわんわん泣く。
しのぶさんはヨシヨシと背中を撫でてくれる。
宇髄さんは両腕を広げたままの状態で固まっていたが、私が泣き出すと頭をポンポンしてくれる。
不「・・・で、まだ来てねぇのは炎柱と水柱かよ」
チッと舌打ちをする不死川さん。
もうこの人の一挙手一投足が怖い・・・
悲「・・・煉獄殿は来られないだろう。病で伏せっているらしいからな」
そう言って、悲鳴嶼さんは私が鬼に襲われる事になった経緯を皆に簡潔に説明してくれた。
すごい・・・私が悲鳴嶼さんに話した要領の得ない説明をここまで噛み砕いて言えるなんて・・・
大人の人って感じだ!!
宇「なるほどなぁ。まぁ、美桜が夜に一人で出歩くなんてそういう事でもない限りありえねぇよな」
不「んで?たまたま夜に出歩いて鬼に遭遇しただけで何でコイツが本部に呼ばれて俺たちが召集されんだ?」
ごもっとも!それは私も知りたい!!
意外と常識的な考えの持ち主なのね!!
不「おい、テメェ今失礼な事考えただろ?」
私はビクッとして悲鳴嶼さんと宇髄さんの影に隠れる。
やっぱり怖い!そして何で心読むのー??
柱って皆心読めるの?怖いんですけどー!!
悲「・・・お館様から連れてくる様仰せつかったのだ。私も詳細は知らない。」
不「・・お館様が・・」
宇「それにしても、富岡はまだか?」
?「俺ならここにいる」
バッと声のした方に視線を向けると、半々羽織の男の人が静かに佇んでいた。
し「富岡さん、いつからそこに?」
富「・・・俺はずっとここにいた」
宇「嘘だろ!気づかなかったぜ・・地味すぎんにも程があるだろ」
不「テメェ、何でそんな端にいるんだよ!俺らとは同じ場所にいられねぇって事か?」
富「・・・そうだな」
不「っ!てめぇっ!!」
富岡さんと不死川さん仲悪いの??
ていうかほんと何で私ここにいるの???
(煉獄さんがいる)お家に帰りたい・・・
いい加減、煉獄さんが恋しくなった頃
「「お館様の御成です!!」」
襖が開き、一人の男の人が姿を現したーーー
その前に事情を話したら、槇寿郎さんの薬を届けて千ちゃんに行き先を告げる事を許してくれた。
お家に入ると千ちゃんに抱きつかれて泣かれてしまった・・・
心配かけて、かわいそうな事しちゃったな。
今、私は目隠しをされておぶられている。
本部の場所は秘密らしく、限られた人しか知られてはいけないからだそうだ。
結構時間が経つけど、まだ着かないのかな。
『あの・・・悲鳴嶼さん、重たくないですか?』
悲「・・・なんて事はない」
鬼殺隊の人の体力ってホント凄いな。。。
私、これからどうなっちゃうんだろう・・
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任務を終え、家に帰った俺は事の顛末を千寿郎から聞いた。
美桜が鬼殺隊本部にーーー
何故だ。
美桜・・・
己の不安を払拭するかの様に木剣に込めるー
煉「どうした!どうした!しばらく稽古をしないうちに身体が鈍っているぞ!そんな打ち込みでは隊士としてやっていけないぞ!頑張れ!甘露寺!」
蜜「ひゃい〜!で、でも腹ペコでお腹と背中がくっつきそうなんです〜!甘味休憩を所望します!!」
あの後俺を訪ねてきた甘露寺を相手に打ち込みを続けていた。
その後、縁側で休憩をしている所に父上の鴉が緊急の柱合会議の召集を報せにきたー
父上にお伝えするが、行きたければお前が行けと拒否されてしまった・・・
鬼殺隊本部ーーーー
ーー美桜がいる場所だーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
悲「・・・着いた。降ろすぞ」
悲鳴嶼さんが声をかけて優しく降ろしてくれた。
ここに来るまでも、少し揺れるぞ、飛ぶぞ(?)降下する(!?)など、口数が少ないながらも変化が起こる前に教えてくれた。
本当に降下した時は吃驚して悲鳴をあげたけど。あと悲鳴嶼さんの首に思いっきりしがみついたから悲鳴嶼さんも「ぐっ!」って声出してたけど・・・
久し振りに感じる地面の感触。
そして、目隠しも丁寧に外してくれる。
『っ!』
いつの間にか陽が昇っていた為、眩しくて手で顔を覆い目を瞬く。
目が慣れた頃、そっと視線を周りに向ける。
どこかの、お屋敷ーーー?
豪邸の庭園に私は立っていた。
『・・・ここが、本部・・?』
悲「そうだ。」
?「おいおい、悲鳴嶼さんよぉ、何だい緊急召集ってのは」
知らない人の声に振り返るが、その人の姿を確認すると反射的に悲鳴嶼さんの後ろに隠れてしまった。
えっ、どう見てもカタギじゃない!!
怖い!顔が怖いよ!!
?「・・なんだぃ。その娘は?」
悲「・・不死川、早かったな。この子が例の重要人物だ」
不「はぁっ?こいつが胡蝶の言ってた娘かぁ??」
不死川、と呼ばれた人は信じられねぇ・・・と零している。
重要人物?って私のことだよね??
何で???
混乱していると
宇「美桜!お前、鬼に襲われたんだって?大丈夫か??」
宇髄さん!
知っている顔に安心する。
『うっ宇髄さんっ!』
小走りに宇髄さんに駆け寄ると、両手を広げて迎えてくれる。ーーーと、
し『美桜さん、大丈夫ですか?お怪我はされていませんか??』
宇髄さんの後ろからしのぶさんが現れた。
私は宇髄さんを通り越してしのぶさんに抱きつく。
『しのぶさんっ!こっ怖かったぁ〜!!もう鬼嫌ぁ〜〜っ!!』
しのぶさんの腕の中でわんわん泣く。
しのぶさんはヨシヨシと背中を撫でてくれる。
宇髄さんは両腕を広げたままの状態で固まっていたが、私が泣き出すと頭をポンポンしてくれる。
不「・・・で、まだ来てねぇのは炎柱と水柱かよ」
チッと舌打ちをする不死川さん。
もうこの人の一挙手一投足が怖い・・・
悲「・・・煉獄殿は来られないだろう。病で伏せっているらしいからな」
そう言って、悲鳴嶼さんは私が鬼に襲われる事になった経緯を皆に簡潔に説明してくれた。
すごい・・・私が悲鳴嶼さんに話した要領の得ない説明をここまで噛み砕いて言えるなんて・・・
大人の人って感じだ!!
宇「なるほどなぁ。まぁ、美桜が夜に一人で出歩くなんてそういう事でもない限りありえねぇよな」
不「んで?たまたま夜に出歩いて鬼に遭遇しただけで何でコイツが本部に呼ばれて俺たちが召集されんだ?」
ごもっとも!それは私も知りたい!!
意外と常識的な考えの持ち主なのね!!
不「おい、テメェ今失礼な事考えただろ?」
私はビクッとして悲鳴嶼さんと宇髄さんの影に隠れる。
やっぱり怖い!そして何で心読むのー??
柱って皆心読めるの?怖いんですけどー!!
悲「・・・お館様から連れてくる様仰せつかったのだ。私も詳細は知らない。」
不「・・お館様が・・」
宇「それにしても、富岡はまだか?」
?「俺ならここにいる」
バッと声のした方に視線を向けると、半々羽織の男の人が静かに佇んでいた。
し「富岡さん、いつからそこに?」
富「・・・俺はずっとここにいた」
宇「嘘だろ!気づかなかったぜ・・地味すぎんにも程があるだろ」
不「テメェ、何でそんな端にいるんだよ!俺らとは同じ場所にいられねぇって事か?」
富「・・・そうだな」
不「っ!てめぇっ!!」
富岡さんと不死川さん仲悪いの??
ていうかほんと何で私ここにいるの???
(煉獄さんがいる)お家に帰りたい・・・
いい加減、煉獄さんが恋しくなった頃
「「お館様の御成です!!」」
襖が開き、一人の男の人が姿を現したーーー