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karinちゃん、今日一緒に帰りませんか?
隣斜め前のデスクに座っている彼女にそうメッセージを送信し、頬杖をつきながら様子を見ているとちらっとこちらを見るだけですぐスマホに目線を戻し、指を動かし始めた。
思ったよりも反応が薄くて唇をとんがらせる。
彼女の指が止まり、こちらを見つめてきた。スマホが光り、彼女からのメッセージを開く
わかりました。
何時頃に仕事終わりそうですか?
5時頃には終われると思うけど、そっちに合わせるよ〜
ちょうど私も5時には終わると思うので、隣の公園集合でいいですか?
わかった〜
メッセージでの会話を終わらせ、彼女の方を向き目が合うまで見続ける。
ようやく目が合うと微笑みながらウインクをする。
それを無視して彼女はまた、無表情のままパソコンに向かい合った。
私の彼女はかなーり人に対して冷たい。
恋人の私だったら冷たくないんじゃない?
って思ってたけどそんなことはなく、会社では必要最低限の会話しかしないし、ハグしても無反応の事が多い。
今は私のことを好きでいてくれるってわかるからウインクを無視されようがなんだろうが大丈夫だけど、出会った当時はどうコミュニケーションを取ろう…とずいぶん悩まされた。
視界の隅でスマホが光ったのが見えて画面を見ると彼女から連絡が来ていた。
視線を彼女に向けるとスマホを手にし、こちらを見つめている。
視線をスマホに戻し、彼女からのメッセージを開く。
唇とんがらせたりウインクしたり、誘ってます?
そう、彼女は反応が薄いがちゃんとキュンキュンはしているみたいで、些細なことでも全部そういうのに結びつける。
まぁ、簡単に言えば欲が強い。
今回は私がわざとやってる事だからいいけど私が無意識にやってたことを誘ってると勘違いして意味不明のまま抱かれた時は流石に焦った。
どうだろうね〜笑
そう返してスマホを見つめてニヤニヤしてると後ろに気配を感じ、振り返ると彼女がいつのまにか立っていた
「うわっ…!びっくりした〜」
「麗奈さん、行きますよ」
「え?どこに?」
私の問いかけに答えないまま私の手首を掴みずんずん歩いていく彼女。
しばらく歩いて行き着いた先は私が入社してから1回も使っていないであろう会議室。
「え?ここ開いてるの?」
「ここの管理してるの一応私なんで」
ポケットから鍵を取り出し、部屋を開け、中に入った瞬間、彼女が素早く鍵を閉めて壁ドンをされる。
「え…」
「我慢できないのでここでやりましょう」
「え?!何言ってるの?!」
「麗奈さんが誘ってるからいいと思ったんですけど。」
「いや?」
情欲的な目で見つめてくる彼女の熱い視線、
彼女から放たれるオーラに
身体の奥の方が少し熱を持ち始める。
「…いやじゃない」
「相変わらず私に弱いですね」
「そういう所好きです」
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