朝……か。親は毎日朝早くから仕事。基本合わない。いつも通り大好きなパンを焼いてたべて学校に向かう。でもなんだか恋をしたからか。いや、友達が出来たからか、わからないけどいつもより心が明るかった。
［ねぇ姫川さぁんちょっとお話良いかしらぁん］
うわぁぶりっ子だ。このこは可愛　明美(かわい　あけみ)私の苦手なタイプだ。でもこういうのが男は好きらしい。確かに明美ちゃんは可愛い。くるみちゃんには勝てないがアイドルを出来るくらい可愛い。しかし問題なのは性格。自分第一。自慢ばっかり。確かにあけみちゃんのいえはお金持ち。だがお金の使い方が荒い。本当勿体ないと思う。語尾になんでもはーとをつけるよくいるタイプのぶりっ子だ。
「は、はい。何でしょうか…？」
適当に返事をしておく。なんだろう、あけみちゃんが私に話しかけるなんて。関わりたくなかったのに面倒臭い…。
［相馬君と朝話してたわよねぇん？あんたみたいぁ不細工がぁ相馬君に話しかけないでくれるぅ？相馬君は私の将来のぉお婿さんなんだよぉ？もうっ明美プンプン（*｀Д´）］
え、キモい。本当にめんどくさそう。
「え、ごめんなさい。」
そう言葉を吐き捨て私は教室へ走っていった…。
『おはよ！姫川っ！』
「お、おはようございます。」
『なぁ敬語やめろよ！姫野とかみたいに俺にもタメで話せよ！』
え、いいのかな…。
「いいんですか？いえ、いいの？」
『あぁ改めてよろしくな！姫川っ！』
「はい…あ、うん」
そんな相馬君を私はまた好きになってゆくのであった。