セリフだけ小説

尾浜夢↓続き│高校生│文化祭

2021/10/20 22:05
「バーカバーカ!」
「アーホ!」
「お前ら小学生みたいな会話してて恥ずかしくないのか」
「あ、三郎やっほ〜!」
「なにフレンドリーに話しかけてるの!敵でしょ!この男は!!」
「オイオイ、ヒドイな」
「ちょっと鉢屋顔近い」
「悪いな、目が悪いんだ」
「は‥視力悪くないよね?この間話した時不破の‥」
「おっと、それは禁句だろ」
「ヒッ‥腕広げて来るなっ尾浜助けて!」
「はは揶揄っただけさ」
「お前らいつの間にそんなに仲良くなったの?」
「コイツ制服の着方違反の常習犯」
「厳しすぎる風紀委員長」
「うん理解した」
「で、敵とは何だ?」
「わたしと尾浜のベストカップル大会出場を取り消して」
「ムリだ」
「即答だな。だからムリだって言っただろ?」
「そこを何とか出来ないの‥?」
「お前の出場は取り消しても良いが勘右衛門には出て貰うぞ。お前が嫌なら代わりを探して来い」
「ホント!?鉢屋が天使に見える!初めて優しいと思った!」
「やっぱり取り消しはやめようか」
「ごめんなさいお願いします」
「代わりはいるのか?」
「まだ探してない」
「こらこら俺の存在忘れてる?俺は他のやつとなら出ないよ?」
「尾浜バカなこと言ってるとぶっ飛ばすよ」
「勘右衛門がそう言うならお前が出るしか無いな」
「イヤ!お願い尾浜考え直して」
「俺は誰でも良いわけじゃないからね」
「ほう‥良かったな」
「鉢屋そんな目でわたしを見ないで」
「生徒会長が出場しないと盛り上がらないんだ。しょうがないだろ諦めろ」
「鉢屋は彼女と出ないの?」
「出ないな」
「何で?」
「不特定多数の男が居る前に出したくないから」
「うわ出たメンヘラ」
「メンヘラじゃねぇわ」
「とか言いながら三郎彼女に冷たい時多いよな」
「鉢屋それ嫌われるよ~?」
「冷たくしてるつもりはない可愛がってるさ」
「言い方がペットなんだよ‥」
「まあ飴と鞭がスゴイと思うよ俺は」
「どういうこと?」
「甘い時は超甘い」
「あ~待って知ってる、制服の着方とか直してあげてたよね?」
「風紀委員だからな」
「あとほらクラス違うから帰り迎えに行ったり、あ、ペットボトルの蓋さえ開けてあげてた」
「うわ引く‥でもそういえば誰かが鉢屋はスパダリって言ってたな~」
「おい引くってなんだよ」
「え?尾浜引かない?」
「うーんまあ好きな子には何でもしてあげたいのは分かる」
「ふーん」
「‥というかお前達はどうなんだよ?」
「何が?」
「付き合わないのか?」
「はぁ?わたしと尾浜が?何で?」
「何でって‥勘右衛門のこと気付いてないのか?」
「あははっこれは揶揄われてるんだって」
「これですよ三郎クン」
「これはキツイな」
追記
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はちやくん夢は夢ツイのつづきでした

文化祭の出し物がメイド喫茶になった五ろ
※三郎と付き合ってる
『三郎どうかな‥?』三「ああ似合ってるよ」八「おほ〜可愛いな!」『そうかな‥ありがと‥』雷「何で僕まで‥」三「っうそだろ‥可愛‥待ってムリ可愛いぞ雷蔵‥凄く似合う!」『‥‥ブチコロガス』八「まあまあまあ」

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