プロローグ
1人のインクリングは、天空を落ちていく。
彼女は気を失っている様子だった。
そこに小さな灯が胸にぽつりと宿る。
……
……
ハイラルの勇者でゼルダ姫の近衛騎士である青い衣にハイリアのマントを着たリンクは旅をしていた。
ある日突然、ゼルダ姫が行方知れずとなってしまったからだ。
特に様子が変というわけでもなく、
リンクや周囲に黙って、一人でいなくなるなどおかしい。
ここ3日程、リンクはハイラル中を探していたが、ゼルダ姫の目撃情報すらも見当たらない。
「……?」
ふと空を見上げる。
何かがこちらに向かって降ってきている。
よく見るとそれは、黄色いイカ……インクリングだった。
どんどんこちらに向かって落ちてきている。
「!!!!」
リンクはそれを見て、驚いて、慌てて受け止める体勢を取ろうとする。
慌ただしく、自身の位置を調整し、インクリングを受け止め——
られず、頭に思いっきり直撃する。
「い、痛--!!
……って、それどころじゃない!」
リンクはたんこぶができながらも、空から降ってきた黄色いインクリングを抱え、ハテノ村へと帰還する。
……
最初はイカ状態だったインクリングだったが、ベッドに横たわった瞬間、インクリングのガールの姿に変体した。
黄色いゲソにみつあみのヘアスタイルのガールだ。
リンクは椅子にこしかけ、しばらくガールの様子を見る。
ふとゆっくりとガールの目が開く。
ゼルダと同じ目の色をしている。
ガールはふとリンクと目が合う。
”——リンク。”
ふと頭に声が過る。ガールは思わず声を漏らす。
「……リン——」
しかし自分の角ばった手を見て、別の単語が浮かんだ。
「カ……? イカ……!?」
思わず飛び上がり、辺りを見渡す。
見た事がある光景。
しかし、モニターでしか見た事のないはずの光景が、360度広がっていた。
「あ、気が付いた?」
リンクは驚くガールを落ち着かせる為に優しく微笑んだ。
ガールはそのリンクの表情を見て、思わずドキッとする。
「あ、えと、俺はリンク。君は、空から落ちてきたんだよ」
「え、あ、その……」
自己紹介をされるも、ガールは思わず言葉に詰まる。
自分の事が何一つ思い出せない。
「お、思い出せない……」
「名前も?」
「名前も……」
ガールは落ち込んだ。
リンクは、しばらく考えた後、「そうだ!」とひらめいた。
「俺と一緒に旅をしないか?
実は、探している人がいて……」
「凄く大事な人なんだ」とリンクは不安混じりの顔で言う。
その顔を見たガールがリンクの手を取る。
「あの、私で良ければお手伝いします……」
「ありがとう!
でも君の記憶を探す旅でもあるからね」
そういって、リンクはガールに微笑んだ。
何故か、不思議とそのガールには笑みをこぼせる。
「そうだ。君の名前……、リンカとかどうかな?」
「え?どうして?」
「さっき、"リンカ"ってこぼしてたから」
自分の発言を思い出し、妙に納得するリンカ。
リンカと名前が決まったガールは、何故かわからないが嬉しくなり、思わず笑みをこぼす。
「リンカ! ——リンカ!!
私の名前はリンカです! これからよろしくお願いします。リンクさん!!」
……
そして、リンクとリンカの二人は、ハテノ村を後にした。
数日、ハイラルの大地を旅するも、ゼルダの情報もリンカの事もわからず、途方にくれていると、とある噂を聞いた。
『コーガ無きイーガ団を、ドンキーコングアイランドで見かけた』
という噂だった。
それを聞いたリンクとリンカは、ドンキーコングアイランドへ向かう事にした。
彼女は気を失っている様子だった。
そこに小さな灯が胸にぽつりと宿る。
……
……
ハイラルの勇者でゼルダ姫の近衛騎士である青い衣にハイリアのマントを着たリンクは旅をしていた。
ある日突然、ゼルダ姫が行方知れずとなってしまったからだ。
特に様子が変というわけでもなく、
リンクや周囲に黙って、一人でいなくなるなどおかしい。
ここ3日程、リンクはハイラル中を探していたが、ゼルダ姫の目撃情報すらも見当たらない。
「……?」
ふと空を見上げる。
何かがこちらに向かって降ってきている。
よく見るとそれは、黄色いイカ……インクリングだった。
どんどんこちらに向かって落ちてきている。
「!!!!」
リンクはそれを見て、驚いて、慌てて受け止める体勢を取ろうとする。
慌ただしく、自身の位置を調整し、インクリングを受け止め——
られず、頭に思いっきり直撃する。
「い、痛--!!
……って、それどころじゃない!」
リンクはたんこぶができながらも、空から降ってきた黄色いインクリングを抱え、ハテノ村へと帰還する。
……
最初はイカ状態だったインクリングだったが、ベッドに横たわった瞬間、インクリングのガールの姿に変体した。
黄色いゲソにみつあみのヘアスタイルのガールだ。
リンクは椅子にこしかけ、しばらくガールの様子を見る。
ふとゆっくりとガールの目が開く。
ゼルダと同じ目の色をしている。
ガールはふとリンクと目が合う。
”——リンク。”
ふと頭に声が過る。ガールは思わず声を漏らす。
「……リン——」
しかし自分の角ばった手を見て、別の単語が浮かんだ。
「カ……? イカ……!?」
思わず飛び上がり、辺りを見渡す。
見た事がある光景。
しかし、モニターでしか見た事のないはずの光景が、360度広がっていた。
「あ、気が付いた?」
リンクは驚くガールを落ち着かせる為に優しく微笑んだ。
ガールはそのリンクの表情を見て、思わずドキッとする。
「あ、えと、俺はリンク。君は、空から落ちてきたんだよ」
「え、あ、その……」
自己紹介をされるも、ガールは思わず言葉に詰まる。
自分の事が何一つ思い出せない。
「お、思い出せない……」
「名前も?」
「名前も……」
ガールは落ち込んだ。
リンクは、しばらく考えた後、「そうだ!」とひらめいた。
「俺と一緒に旅をしないか?
実は、探している人がいて……」
「凄く大事な人なんだ」とリンクは不安混じりの顔で言う。
その顔を見たガールがリンクの手を取る。
「あの、私で良ければお手伝いします……」
「ありがとう!
でも君の記憶を探す旅でもあるからね」
そういって、リンクはガールに微笑んだ。
何故か、不思議とそのガールには笑みをこぼせる。
「そうだ。君の名前……、リンカとかどうかな?」
「え?どうして?」
「さっき、"リンカ"ってこぼしてたから」
自分の発言を思い出し、妙に納得するリンカ。
リンカと名前が決まったガールは、何故かわからないが嬉しくなり、思わず笑みをこぼす。
「リンカ! ——リンカ!!
私の名前はリンカです! これからよろしくお願いします。リンクさん!!」
……
そして、リンクとリンカの二人は、ハテノ村を後にした。
数日、ハイラルの大地を旅するも、ゼルダの情報もリンカの事もわからず、途方にくれていると、とある噂を聞いた。
『コーガ無きイーガ団を、ドンキーコングアイランドで見かけた』
という噂だった。
それを聞いたリンクとリンカは、ドンキーコングアイランドへ向かう事にした。
