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サウザンド・サニー号はそりゃあ立派な船である。だから、麦わらの一味は皆思い思いのものを船に乗せていた。書庫やちょっとしたアクアリウム、甲板の上にちょっとしたみかん畑があってもびくともしないのだ。
「ねえフランキー、土と鉢植え込みでレモンの木2本くらい置いても船の重量って大丈夫だよね?」
しかし一味の中で一番の新入りであるナマエは、念のため船の責任者であるフランキーに。律儀に確認した。
「あァん? そんなのスーパー余裕に決まってんだろ!」
なんなら「スーパー」のところの巻き舌はいつもよりも多かった。
「さすが、頼もしいや」
じゃあ次に声をかけるのはナミかなぁ、とナマエは試案した。
次の島についた際、ナマエはチョッパーやウソップを伴ってうきうきと出かけていった。そして日が傾きかけた辺りで持って帰ってきたのは、レモンの木2本であった。立派な枝ぶりの鉢植えを、ナマエは甲板の日当たりの良さそうな場所に置く。
「海風にも強い品種なんだって」
何か新しいことを始めたと見て、他の船員もぞろぞろと集まってくる。
「実がなるまでどのくらいかかるの?」
「うーん。お店の人はうまくいけば次のシーズンにでも、って」
「ですが、また何故いきなりレモンなんて育て始めたんです?」
ブルックの質問に、ナマエはいや……と照れ臭そうに頬をかいた。
「ナミがさ、みかん畑にイモムシが湧いたって言ってたでしょ?」
その場にいた面子は、数日前のナミの剣幕を思い出す。なにぶんあのみかんの木々はナミが故郷からわざわざ持ち込んだものである。それは船の中でも不可侵の領域であった。そのみかんの葉を食べる虫が湧いたというニュースは、船中を駆け巡った。
「あのみかんの木はナミにとって大事なものだからさ、さすがにそのまんまにできないけどさ。でも殺しちゃうのもね……」
だからさ、とナマエはナミに話しかける。
「あの子たち、こっちの木に移すからさ。それで簡便してもらえないかな? みかんの木には戻ってこないように見ておくからさ」
だめ? と問われたナミはやや不満げであった。しかし、ナマエが真剣なので彼女は折れる。
「……わかったわよ、もう。一匹残らず回収してよね」
「ありがとう」
まだ明るいや、とナマエはみかんの木へ向かう。葉っぱを一枚ずつひっくり返して確認し、明るい緑や小さい鳥の糞のようなイモムシを一匹ずつ手に乗せて移動させていった。
「お人好しもここまでいくと立派なモンだな」
ルフィやチョッパーと並んでレモンの葉を食べるイモムシを観察するナマエに、ゾロがそう言って鼻を鳴らした。
「ねえフランキー、土と鉢植え込みでレモンの木2本くらい置いても船の重量って大丈夫だよね?」
しかし一味の中で一番の新入りであるナマエは、念のため船の責任者であるフランキーに。律儀に確認した。
「あァん? そんなのスーパー余裕に決まってんだろ!」
なんなら「スーパー」のところの巻き舌はいつもよりも多かった。
「さすが、頼もしいや」
じゃあ次に声をかけるのはナミかなぁ、とナマエは試案した。
次の島についた際、ナマエはチョッパーやウソップを伴ってうきうきと出かけていった。そして日が傾きかけた辺りで持って帰ってきたのは、レモンの木2本であった。立派な枝ぶりの鉢植えを、ナマエは甲板の日当たりの良さそうな場所に置く。
「海風にも強い品種なんだって」
何か新しいことを始めたと見て、他の船員もぞろぞろと集まってくる。
「実がなるまでどのくらいかかるの?」
「うーん。お店の人はうまくいけば次のシーズンにでも、って」
「ですが、また何故いきなりレモンなんて育て始めたんです?」
ブルックの質問に、ナマエはいや……と照れ臭そうに頬をかいた。
「ナミがさ、みかん畑にイモムシが湧いたって言ってたでしょ?」
その場にいた面子は、数日前のナミの剣幕を思い出す。なにぶんあのみかんの木々はナミが故郷からわざわざ持ち込んだものである。それは船の中でも不可侵の領域であった。そのみかんの葉を食べる虫が湧いたというニュースは、船中を駆け巡った。
「あのみかんの木はナミにとって大事なものだからさ、さすがにそのまんまにできないけどさ。でも殺しちゃうのもね……」
だからさ、とナマエはナミに話しかける。
「あの子たち、こっちの木に移すからさ。それで簡便してもらえないかな? みかんの木には戻ってこないように見ておくからさ」
だめ? と問われたナミはやや不満げであった。しかし、ナマエが真剣なので彼女は折れる。
「……わかったわよ、もう。一匹残らず回収してよね」
「ありがとう」
まだ明るいや、とナマエはみかんの木へ向かう。葉っぱを一枚ずつひっくり返して確認し、明るい緑や小さい鳥の糞のようなイモムシを一匹ずつ手に乗せて移動させていった。
「お人好しもここまでいくと立派なモンだな」
ルフィやチョッパーと並んでレモンの葉を食べるイモムシを観察するナマエに、ゾロがそう言って鼻を鳴らした。
