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ハロウィン
🎗️瀬呂
🎗️瀬呂
「お菓子ちょーだい」
突然かけられた声に、
あ、今日ハロウィンかと思い出したものの特に用意してなくて、何か無いかなと、読んでいた本を閉じ、ポケットを探ってみたら、飴ひとつ。
「どーぞ。」
「お、用意してたんだ、ありがと」
「いや、たまたま1つ残ってただけ、私がイベントエンジョイ勢に見える?」
「いんや、持ってねぇと思ってたわ」
「でしょ。」
会話は終わった、と視線を本へ戻すと
「んじゃ、もう持ってないわけね。トリック・オア・トリート」
「…いや、さっきあげたじゃん。」
「さっきは、お菓子ちょーだいって言っただけよ?お菓子くれなきゃイタズラするけど?いーの?」
イタズラ希望?ってニヤリと笑う彼に勝てる時は多分来ない。
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