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ヤキモチな彼
🎗️瀬呂
🎗️瀬呂
お休みの日、何をするでもないけど彼と2人で部屋でまったりしてるのは、よくあることで。
今日も私は雑誌、彼は漫画、同じ空間にはいるけどそれぞれ好きなことをして過ごす、そんな距離感が結構好きだったりする。
けど、珍しく拗ねた様子の彼が後ろから抱きしめてきた。
「ねぇ、本当は轟みたいなイケメンが好きなの?」
「なに、範太がそんなこと言うの珍しいね」
「すげぇ顔がイイとか言うからさ」
私が読んでたヒーロー特集を指差し口を尖らせる。
え、こんなヤキモチ妬くタイプだったっけ?確かに、読みながらカッコイイとか呟いた気はするけど。
「や、顔で轟に勝てねぇのは分かってるけどさ。彼女にくらいカッコイイと思ってもらいてぇのよ。」
ってムムムって効果音が聞こえてきそうな表情。
この彼氏可愛すぎません?彼氏のヤキモチ攻撃の効果はバツグンだ。
「かっカワイイな…」思わず呟いた言葉に納得がいかなかったのか、さらに眉間にシワを寄せる。
「推しと、好きな人は別なのよ。範太が1番好きよ。」
微笑ましいって頭を撫でてあげれば、その腕を取られ
「いや、そうじゃねぇのよ。俺、結構独占欲強ぇのよ、覚えといて。」
って、え、推しも許してくれない感じ!?