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キスする夢を見た
🎗️瀬呂
🎗️瀬呂
ニヤリと笑った瀬呂がゆっくりと近づいてくる。
彼の髪がサラリと私の頬をくすぐり、瞳に映る私は真っ赤になって柔らかい唇の感触を受け入れた。
って、待ってまって、私達付き合ってもいないのにー!?
と、いうところで目が覚めた。
「ゆ、夢か…」
朝からドッと疲れた…瀬呂とは仲良いけど恋とかそんな関係じゃない。
なんでそんな夢見ちゃったのか謎だわ
あ、昨日恋愛映画見たからか?
相手は瀬呂だとはいえ、あんな夢を見ちゃうとちょっと気まずいわけで…
ここ数日避けている感じになってしまった。
「ナマエ、このあと…」
「あ!ごめん、用事があって!!」
理由をつけてダッシュで逃げる。
ということを繰り返していたら、さすがに不審に思ったのか
「なぁんか最近変じゃね?」と捕まってしまった。
「そ、そんなことないよー?」
「じゃ、なんで目合わせてくれねーの?俺なんかしちゃった?」
不満そうに、不安そうにしている瀬呂に、こちらの勝手な理由で避け続けているのも悪いな…と正直に話すことにした。
「ふはっ、それで最近避けてたんだ」
「わ、笑うことないでしょー!なんか気まずかったのよ…」
覚悟はしていたけど、大笑いされてしまった。
ちょっとは乙女心も理解してほしい。
散々笑ったあと、
「それってさ、やっと俺のこと意識してくれたってこと?」
それ正夢にしてもいい?
と、ニヤリと笑った彼に、こちらが真っ赤になるのはしょうがないと思う。
_気持ちを理解していないのは、私の方だったみたいだ。