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爆豪の彼女のことが好きな瀬呂
🎗️大人瀬呂視点
※暗いお話
🎗️大人瀬呂視点
※暗いお話
俺だって、好きだった。
高校時代から好きだった彼女はいつの間にか爆豪の彼女になっていた。
「瀬呂くん久しぶりだね!」
お互いプロになり、臨時チームアップメンバーとして再会した。
「久しぶり、爆豪とは仲良くやってんの?」
「何言ってるの、勝己とはよく会ってるでしょ?」
爆豪とは切島や上鳴含めて定期的に飲み会で会ってるけど、彼女とは高校以来会っていなかった。
またキレイになっちゃって。
「会ってるけど、爆豪そういう話しねぇからなー」
「そっか、仲良くやってると思うよ。海外遠征でしばらく遠距離してるんだけどね」
なんて照れくさそうに笑う彼女
…本当に、良い関係なんだろうな
「じゃあさ、久しぶりに会ったことだし今日の夜飲みに行かねぇ?」
「いいね!行こう行こう!」
多分、彼女からしたら俺は特別意識することもない昔の同級生ってだけなんだろうな
俺は高校卒業してからも忘れたことはなかったよ。
_
チームアップは1ヶ月の予定、その間毎日彼女に会えると思うと浮き足立っているのが分かる。
それがいけなかったんだと思う。
半月が過ぎた頃、ヴィランと交戦し、彼女は病院へと運ばれた。
「記憶喪失ですね。」
俺はなんてヒドイ人間なんだろうか。
先生から告げられたその言葉に、「マジか…」とショックを受けたフリをしつつ、内心喜んでる自分がいた。
病室でボーッとしてる彼女に、心配の表情を浮かべ声をかける。
「彼氏の瀬呂です。…覚えてないよね?」
願わくば、彼女が夢から覚めませんように。