ドブスと結婚したと思ったら前世の推しでした。
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ガシャン!!
「触らないで!!……あれ?」
「ごめんな、ごめん…」
ん?あれ?私は今まで何をしていた?
え??ん??目の前に大好きな推しが頬から血を垂らしなが謝ってんだが??
………頬から血…?
「おぎゃぁあああ!!ちょっ!病院!?救急車?!あぁああ!!顔面国宝に傷がァ!!」
「へ?」
「え??これ、私だよね??私がやったんだよね??え??推しに傷つけたの???
…………死のう」
推しの顔面に傷つけたとか万死に値するし自分が許せん
「さや……?大丈夫?」
「いやいや、貴方こそ大丈夫ですか!?
何で血垂らしながらそんなに平然としてんですか!!
ほら!!治療ですよ!!」
「え?え?」
無我夢中で手引っ張って何とか見つけた救急箱で治療した
これ傷残んないよね…?
残ったら責任取って死のう
嫁に取りたいけど推しと結婚するなんて烏滸がましい……って結婚しとるがな
「さや、大丈夫?怒ってる?」
「大丈夫です。えっと…すみませんでしたぁ!!」
「え!?このくらい何ともないから顔上げて…!!」
とりあえず土下座しといた
今までの事が走馬灯の様に思い出される……
私はクズでした
推し…蘭ちゃんが買ってきてくれたケーキは目の前でゴミに捨てるし、癇癪起こして蘭ちゃんに物を投げるなんてしょっちゅうだった
怪我を負わせたのもコレが初めてじゃないんだよね…
気に入らないからって打ったり……え?これ死刑じゃね?
推しの悲しい顔しか見てない…このままじゃ私が私を許せない
「今まで誠に申し訳ありませんでした…死んでお詫び申し上げます」
「は?」
決まったらさっさと実行だ
これ以上推しの邪魔になるくらいならさっさと死のう
いやぁ〜前世思い出して良かったぁー
ここ高いし飛び降りるか
いや、ここで死んだら推しにまた迷惑かけるな…あっぶねーわ、人の居ない所で…
「ま……待って!!」
「はへ?」
「オレが悪いから!!全部オレのせいだから!!
……頼む……死なないで……」
Q︰推しに抱きしめられながら死なないでと懇願された時の対処法を答えよ
A︰YES一択
「あ、はい。すみませんでした」
「……さや、もうオレの事いらない?…………死ぬほど嫌い?」
「え?死ぬほど好きですが?」
「……へ?」
宇宙背負いながらチベスナ顔してる
どんな顔しても可愛いとか流石だな
本当に私の推しが今日も尊い
1/13ページ