オヤコロされた相手はポメガで私を番とか言ってきたから自殺しようと思います。
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カリカリカリッ
何時間が経ったか気づいたら玄関で寝てた
外からカリカリ音がする…なんだ?
もう…居ないよね?
ガチャ…
「くぅん」
「犬…何で…」
「わふん」
「っ……うわぁぁあああん!!」
それから私は子供のように犬を抱きしめながら泣いた
大泣きした
何年ぶりだろう…もしかしたら初めてかもしれない
それ程までにピンク頭のクソ野郎は私にとってはトラウマなのだ。地雷でしかない
「グスッ…お前が居てくれて良かったよ」
「わふっ」
ぺろぺろ
「慰めてくれるの?優しい子…大好き」
「きゃん」
ぼふっ
「………………………え?」
「やぁーっと捕まえたぁ」
「なんで…」
犬を抱きしめてたと思ったら、煙が上がってピンク頭のクソ野郎が私の腕の中にいた
「三途春千夜、テメェの旦那になる男の名前くらい覚えておけ」
「離せ!!」
「離さねぇ…オレの、オレだけの番…愛してる」
「は…?」
「お前はオレの番なんだよ。諦めろ」
「ふざけんな、誰がお前なんかの番になるか!!」
「残念、決定事項だ」
「っ…!!」
ガツッ
「いって…!」
「お前の番になるくらいなら…」
そうだ、何を迷ってる
こんな奴の番になるくらいなら…
「どこ行くんだよ。まさか……待てっ!!」
ここは4階本当はもっと高い方がいいんだろうけど…頭から落ちるならこの位でも十分
「ざまぁみろ」
窓から飛び降りてからの記憶は無い
ただ最後にアイツの絶望に歪んだ最高に素敵な顔を拝めた
それだけで…
お父さん、お母さん私も今そっちに行くからね
だから、会った時はぎゅって抱きしめてください