ピンク頭クソ野郎のコイツとの禍根、それは数年前に遡る
私の親は会社を経営していた
反社とか一切関係ない善良な会社だった
それに目をつけたのが梵天とかいう反社会的勢力だった
必死に抗った。けど警察なんて頼りにならなくて気づいたら悪評をばら撒かれ、会社は潰れ両親は殺された

｢しっしっしー…いいねぇ、お前は助けてやろうかぁ？｣

この日から私は変わった
この世界は強い方が勝つ
この世に正義なんて無い
あえて言うとすれば勝った方が、強い方が正義
なら、私は私の正義になればい
両親を殺したのは頭が可笑しいイカれピンク頭の奴
絶対に許さない
そう思いながら半分死んだように生きてきた私の目の前に薄ピンクのポメラニアンがいる
何を言ってるか分からないだろうが私も分からない
いや、なんで？
数十分前の自分よ、何で拾った？？