創作あらすじ
山倉莉瀬 22歳。 新卒。きらびやかなOLライフが私を待っていると思ってた...でも、入社後結局馴染めずにすぐ退社。
仕方なく、あてもなく実家に帰ってきた惨めな私を温かく迎えてくれたのは…両親と、両親の営む老舗バー「フルール」だった。
ああ、やっぱりここはいつもカクテルのフルーティで良い香りがする。
え、「お前にもバーテンダーになってほしい、莉瀬には素質があるから」?
...お父さん、いいの?
「それに、ここでは莉瀬も楽しめると思うぞ。他のバーとは違ってな」
——確かに、このフルールには、他のバーとは違う「何か」を感じる。何かって…なんだろうか。
「自分で探して、見つけてみろ。きっと、莉瀬の良きパートナー達になってくれると思うぞ」
達?
とりあえず、私はバー「フルール」で働くことになった。
良きパートナー達を探して。
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