短編
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中学時代からの付き合いなカワイイ後輩に想い人がいると発覚すればからかいたくもなるのが先輩心ってやつでしょう。
だもんで、アタシはわざと流川に聞こえるようにして「赤木センパ~イ!アタシ、ひかちゃんのちっちゃい頃の話聞いてみたいんですけど~!」と練習を終えたばかりの赤木先輩に声をかける。
「なんだ、突然だな」
「へへへ、今日ひかちゃんバイトでいないでしょ。だから流川の寂しさを紛らわすような思い出話をここはひとつってことで!」
揉み手をしながら赤木センパイに近寄れば「サビシイって、」とぶすくれつつ独りごちる流川の声が聞こえてきて思わずニヤニヤしてしまう。興味無さそうなフリしてちゃっかり話聞いてんじゃん。
「ひかの小さい頃なぁ。……まぁ、かわいかったぞ」
「へ~、具体的には?」
「そうだな……昔は大きくなったらオレと結婚するんだって言ってたりだな」
おっと、これは中々の爆弾発言じゃないの?と思ったら妙に真剣な顔をした流川が「キャプテン、」と赤木主将に詰め寄って。
「……だめっす。それは絶対にだめっす」
真顔のままでふるふると首を横に振る流川の姿にアタシは思わずお腹を抱えて大笑いしてしまった。
だもんで、アタシはわざと流川に聞こえるようにして「赤木センパ~イ!アタシ、ひかちゃんのちっちゃい頃の話聞いてみたいんですけど~!」と練習を終えたばかりの赤木先輩に声をかける。
「なんだ、突然だな」
「へへへ、今日ひかちゃんバイトでいないでしょ。だから流川の寂しさを紛らわすような思い出話をここはひとつってことで!」
揉み手をしながら赤木センパイに近寄れば「サビシイって、」とぶすくれつつ独りごちる流川の声が聞こえてきて思わずニヤニヤしてしまう。興味無さそうなフリしてちゃっかり話聞いてんじゃん。
「ひかの小さい頃なぁ。……まぁ、かわいかったぞ」
「へ~、具体的には?」
「そうだな……昔は大きくなったらオレと結婚するんだって言ってたりだな」
おっと、これは中々の爆弾発言じゃないの?と思ったら妙に真剣な顔をした流川が「キャプテン、」と赤木主将に詰め寄って。
「……だめっす。それは絶対にだめっす」
真顔のままでふるふると首を横に振る流川の姿にアタシは思わずお腹を抱えて大笑いしてしまった。