柳 蓮二
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『柳ー!ヘルプ!』
今は数学の自習時間で、確率の勉強をしている。
私は数学が大の苦手。中でも、確率の問題が大嫌い。
何であんなサイコロのあの目この目が出る確率なんて、考えなきゃならないのさ!
データマンの柳は数学得意だろうし、確率はもっとも得意だろうから助けを求める。
「どうした?ミョウジ」
『確率の問題がさっぱり解けない』
「…1問もか?」
『…う、うん』
柳は顎に手を添えて、困ったような呆れたような顔をする。
「…まず、確率というのは」
『そこまでは良いよ!どうせ分かんないもん!』
「仕方ない」
少し面倒臭そうにしながらも、柳は丁寧に教えてくれる。
数学の先生より、とても教え方が良い。この私でもスラスラ解ける。
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『終わったー!』
「よく頑張った」
柳のおかげで、宿題になっていたプリントは終わった。あのままだったら、確実に1問も解けてない。
『へへ、ありがとう!本当に確率得意だね』
「ああ」
『じゃあ、どんな確率でも分かる?』
「…例えば?」
『……私が柳を好きな確率!』
「…愚問、100%だな」
確率的問題
『残念!200%でした!』
「ふっ、じゃあ俺がミョウジを好きな確率を当ててみろ」
『じ、15%……?』
「…200%だ」
『柳ー!』
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