檜佐木 修兵
▼ Name change!
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▼檜佐木視点
▼学パロ
俺はX組の乱菊さんを慕っていた…はずだった。
いつからだろうな。乱菊さんや井上と一緒に騒いでいる“あいつ”が気になり出したのは。
前まではそんな気持ちは無かった。この気持ちが何かさえ、分からなかった。
いや多分、分かっているんだ、この気持ちが何なのか。
東仙部長が部活を引退したとき、必死に俺を元気付けようとしたのは“あいつ”だった。
部長の抜けた穴は大きくて、いつも俺をサポートしてくれた。
“あいつ”はいつも俺の欲しい言葉をくれる。でも、一番欲しい言葉は…
『修兵~!』
「ナマエ?」
名前で呼び合うまで親しくなった。
“あいつ”は何の気なしに呼んでいるのだろうけど、俺は違う。
いつかお前が俺に振り向いてくれるまで、俺はナマエの名前を呼ぶ度に、ある意味を込めるんだ。
「「愛してる」」
呼び名に秘めたる想い
この想いを、いつか絶対お前に伝えてみせるから。