≠一方通行
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▼ロー視点
他の誰にも見せない顔を見せている。そう言われたのは誰だったか。
特別な視線を向けている。そう教えられたのは誰だったか。
俺以外の奴らばかり気付いている。いや、俺だって気付いていた。自分の中でどこかセーブを掛けて、ただ気付いていないフリをしていた。
今は同盟を組んでいても、敵船のクルーだ。おれにはまだやるべきことがある。そんな理由ばかり並べて。
無意識にかつ自然に向けた視線と、それに気付いた瞳が絡み合う。全身に熱い何かが駆け巡る。
花のようにふわりと微笑んだナマエに、どくんとひとつ、心臓が大きく鳴った。