眼鏡シリーズ
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『い、伊武くん…』
「…なに?」
『これ…かけてもらっても良い?』
私は今、無謀な挑戦をしています。
毒舌と言うか…ぼやきで有名な伊武くんに、私は眼鏡をかけてと言っちゃいました!
だって絶対似合うと思うんだよね!
「…なんで俺がそんなものかけなきゃいけないの…大体さぁ…」
ぼやきが始まっちゃいました。さすがに私も押し切る事は出来ません。残念、そして少し泣きそう。
『…いきなりごめんね!じゃあ、また!』
伊武くんに背を向けて歩き出そうとすれば、腕を掴まれた。
振り返えれば、伊武くんの顔は窓の外を向いていて、右手で私を掴んでいた。
「…別にそれぐらい構わないけど」
『え?』
「はぁ…全部言わないと分かんないかな…。眼鏡かけてもいいよ」
『本当に!?』
あぁ神様ありがとう!さっきの泣きそうな私は見なかった事にして下さい。
「はい…どう?……なんだよこれ…」
ぼやきながらも、ちゃんと私の眼鏡をかけてくれました。
いや似合いすぎでしょう!美しい!
『凄く似合ってる!美しいよ伊武くん!』
「美しいってなんだよ…」
『写真撮っていい?』
「…撮ってもいいけど、その携帯逆パカするよ」
『…ごめんなさい』
じゃあ目に焼き付けるね!と言ったら眼鏡を外されました、残念。
「目に焼き付けなくても、また頼めばいいだろ…まったくさぁ…」
またぼやき始めたけど、良いこと聞きました!
また頼みにきます!眼鏡を見るために!