Eternal / 跡部
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「ナマエー!」
『おはよう、奈々ちゃん』
「聞いたよ、跡部に!」
『あら…』
先に来て座っている跡部くんに目を向けると、ふっと笑った。その笑顔にやられたのは言うまでもなく。
昨日のあの後は、跡部くんに家まで送ってもらった。
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『えっと…、ありがとう』
「あぁ…。ミョウジ」
『え、なに?』
「俺は別に、目障りなのは嫌いじゃない」
『…も、もしかして聞いてた…?』
「あぁ、ちょっとな」
『じゃあ早く助けてよ!』
叫ぶと、悪かった、と笑いながら頭を撫でられた。
この時、この学校に来て初めて、跡部くんの笑った顔を見た気がする。
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「大丈夫だった?」
『うん、跡部くん来てくれたしね』
「これからは私に相談してよね!」
『ありがとう!』
1人で抱え込むな、跡部くんにもそう言われた。私は少し1人で考え過ぎたのかもしれない。
さて気を取り直して、今日も頑張ろうと思います!
『ねぇ跡部くん!』
「アーン?」
『昨日みたいに、昔にも私のピンチに駆けつけてくれたんだよ!覚えてない…?』
「…微妙」
窓の外を向きながら、そう言った跡部くん。
おー!これはちょっとした進歩じゃないですか!微妙、って微妙だけど…。
『でも、少しは思い出したんだ!』
「さぁな」
私に向き直って、息を吐きながらふっと笑った跡部くん。また、私の胸はドクンと脈を打った。
あの頃より
(ずっと、君が好き)