Eternal / 跡部
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ミョウジナマエ、跡部くんに「思い出させる発言」をしました。
近くの誰かに聞かれていたのか、一週間もしないうちに、いつの間にか学校中に広がっていました。
でもそんな事で挫けません。
少しの事でも、跡部くんに「こうだったよね!」と言っても未だに効果はありません。
少し挫けそうです。
「大変だねー、ナマエ」
奈々ちゃんとは、あれからよく過ごす大事なお友達になった。跡部くんのことも知ってるし、話も聞いてもらってる。
『頑張るよ!』
「…で、大丈夫なの?」
『…何が?』
「目つけられてない?」
跡部くんにはファンクラブが存在するそうで、その人たちにイジメられるんじゃないか。って奈々ちゃんはいつも心配してくれる。
『大丈夫だよ!なんともない!』
「なら、良いんだけど…気をつけてね」
『ありがとう!奈々ちゃん!』
なんともない、としか言えない。私のしてる事で、心配をかけたくないから。
実は最近、身の回りで怪我をしそうな事が何回か起きた。なんとか避けたりとかして、今はまだ怪我をしてないけど。
その時に一度、女子数人が立ち去るのを見かけた。
奈々ちゃんからファンクラブの話を聞いたときは、納得した。
皆、跡部くんが好きなんだ。
だから、私が邪魔なんだよね。
・
・
・
『皆さん…?』
放課後呼び出された場所に行けば、女子数人がお待ちかね。
「これ以上、跡部様に近付かないでよ」
『なにか不都合が?』
「目障りなのよ!」
『では目障らない程度に』
「っ!生意気…!」
女子のリーダーと思われる子から、手が振り上げられた。あ、これ平手食らうな。
そう受け身を取ろうとした時だった。
「跡部様!」
その言葉を聞いた瞬間、私の目の前には跡部くんが居て、その後ろ姿はなんとも言えない怒りが感じられた。
「消えろ」
「私たち…!」
「聞こえなかったか?」
「…!」
女の子達が去って行ったのを見てから、跡部くんは私の方を向いた。
「なにやってんだ、お前!」
『…っ!』
「…悪い」
そう言って、跡部くんは私を抱きしめた。
多分、震えてるのがバレたかな。あんな生意気に言ったって、怖いものは怖い。
私はそんなに強くない。
ピンチには
(駆けつけてくれる。
昔からだよ、跡部くん)