白石 蔵ノ介
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「ナマエー、謙也くんが呼んどるでー」
『あいよー』
とある休み時間、同じクラスの友達にそう言われて、ドアの所に立っている幼なじみの謙也の元へ行く。
『なに?辞書貸してみたいな?』
「ちゃうわ!そない再々借りんわ!」
『じゃあ何やねん』
「ん」
そう謙也が指を差した先には白石くんがおった。何故。
白石くんは私が格好良いと言い続けて来た人で、謙也にはよく話を聞いてもらいよったし、よく白石くんのことも聞いた。
やけど謙也には白石くんには何も言うな、と言っておいた。
だって手の届かない人なんて分かりきった事やし。
『お前もしかして…ついに…』
「いやぁ…その…口がちょっと滑ってもうて…痛っ!」
私は謙也の足を踏みつけて、白石くんの所へ行った。
『ななな何か御用でしょうか』
「えっと…ミョウジさん?」
『そ、そうですとも』
「俺のこと格好良いって、いっつも言うてくれてたんやて?」
『あ、あはははは…』
これは何の拷問だろうか。笑うしか他にない。
「俺もいっつもミョウジさんのこと、可愛い思うてたんや」
『えっ』
「…好きです。俺と付き合ってくれませんか?」
不確定要素
(君が私を好きだ、なんて。そんな要素少なすぎる!)
『え、あ…お願いします…?』
「ぷっ、何で疑問系」
『いやいやだって…』
「ありえへんてか?」
『…仰るとおり』
「そやなぁ…俺も君と同じやったってこと」
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最後の発言、白石も謙也に主の事を可愛いやら、よく話を聞いていたということです!
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