黄金を求めし者(神トラ2/ラヴィオ)
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僕は睡眠こそ自室でとっていたが、それ以外の時間は、王の間に戻ってユガを眺めていた。
もちろん、未だに封印は解いていない。ユガは僕を恨んでいるだろうか?
それでも、ユガが何をするか分からない恐怖から、僕は封印を続けていたし、見張りも続けていた。
「はあ……リンク、早く来てくれないかな」
既に何人かの賢者が解放されているのは、何となく分かった。この世界を知り尽くしている僕は、それなりにリンクにヒントを与えている。早く来てほしいから。
僕はパンを食べる。ラヴィオは元気にしているだろうか。
「そうだ……次にリンクに会ったら、ラヴィオのことを聞こう」
そんな時間があるか分からないけど。
数週間後、突然、空に光が差した。
相変わらず王の間に居た僕は、驚いて外に出る。しかしその光も一瞬だった。
勇者リンクによって、トライフォースが解放されたことを知る。
「リンク……早く、ロウラル城へ。ユガを封印できるのも、そろそろ限界です」
僕はリンクに呼びかける。実際、ユガの力は日に日に増してきていた。
別に、ユガを解放したところで僕に危害はないだろうと楽観的に思っているが、やはり未だに恐怖は抜けない。
というか、合体したユガの容姿は大分変わってしまっていたので、何だか怖かった。
「でもな。ここの兵士たちも、きっとリンクを攻撃するんだろうなー」
で、リンクも僕の兵士たちを倒すのだろう、と思うと、少し心が痛む。
階層自体は変わっていなかったが、このロウラル城は、見ない間に随分と作り変えられてしまっていたようだった。相変わらず、彼らは僕に攻撃をしてくることはなかったが。
やたら魔物が多いし、変なスイッチもたくさんある。更には城の中央部にマグマまである。危なすぎ。よくここまで工夫したなとため息が出るくらいだ。
しかし何で彼らがそんなことをしたのかは、皆目見当もつかない。
「そうだな……リンクが来たら、ロウラル王国の、昔話でもしてあげようかな」
よく似ているらしいハイラル王国のように、昔は光に溢れていた、この王国の話。
そして話は、冒頭へと戻る。
もちろん、未だに封印は解いていない。ユガは僕を恨んでいるだろうか?
それでも、ユガが何をするか分からない恐怖から、僕は封印を続けていたし、見張りも続けていた。
「はあ……リンク、早く来てくれないかな」
既に何人かの賢者が解放されているのは、何となく分かった。この世界を知り尽くしている僕は、それなりにリンクにヒントを与えている。早く来てほしいから。
僕はパンを食べる。ラヴィオは元気にしているだろうか。
「そうだ……次にリンクに会ったら、ラヴィオのことを聞こう」
そんな時間があるか分からないけど。
数週間後、突然、空に光が差した。
相変わらず王の間に居た僕は、驚いて外に出る。しかしその光も一瞬だった。
勇者リンクによって、トライフォースが解放されたことを知る。
「リンク……早く、ロウラル城へ。ユガを封印できるのも、そろそろ限界です」
僕はリンクに呼びかける。実際、ユガの力は日に日に増してきていた。
別に、ユガを解放したところで僕に危害はないだろうと楽観的に思っているが、やはり未だに恐怖は抜けない。
というか、合体したユガの容姿は大分変わってしまっていたので、何だか怖かった。
「でもな。ここの兵士たちも、きっとリンクを攻撃するんだろうなー」
で、リンクも僕の兵士たちを倒すのだろう、と思うと、少し心が痛む。
階層自体は変わっていなかったが、このロウラル城は、見ない間に随分と作り変えられてしまっていたようだった。相変わらず、彼らは僕に攻撃をしてくることはなかったが。
やたら魔物が多いし、変なスイッチもたくさんある。更には城の中央部にマグマまである。危なすぎ。よくここまで工夫したなとため息が出るくらいだ。
しかし何で彼らがそんなことをしたのかは、皆目見当もつかない。
「そうだな……リンクが来たら、ロウラル王国の、昔話でもしてあげようかな」
よく似ているらしいハイラル王国のように、昔は光に溢れていた、この王国の話。
そして話は、冒頭へと戻る。