【デュオメ】甘え方
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
がちゃがちゃ、と金属の音が響く。デュークモンは自分の武器の手入れをしていた。そんなデュークモンをオメガモンは横に座って眺めていた。別に楽しい訳でもない、話しかけられることもなければなにか一緒に作業をしているわけではない。しかしこの空気を居心地悪いとは思わないし、こうして眺めることに飽きがくることもなかった。
オメガモンはそのまま体をゆっくりと横へ傾けると、ぽすん、とデュークモンの肩に頭を乗せた。デュークモンがびくりと体を揺らすのが分かって少しだけ笑みをこぼしてしまう。このまま笑ってしまったら怒るだろうかと口角が上がるのを我慢しながら、オメガモンはそのまま動かない。
デュークモンはばくばくと鳴り響いてうるさい心臓の音を何とか押さえつけながら目線だけでオメガモンを見つめる。
なぜこうもオメガモンはスキンシップが激しいのか。受け止めるこちらの身にもなってほしい。本人には無意識なのかもしれないが肩に頭を乗せたまますりすりと擦り寄ってくるのがまた可愛らしくてたまらない。どうにもこの昂る気持ちを逃がそうとオメガモンに手を伸ばして頭をぽんぽんと撫でてやる。オメガモンは驚いたようで目線だけちらりとこちらへ向けてきたが、直ぐにそれを受け入れ安心そうに笑った。
「オメガモン……お前はその……最近距離が少し近いというか…………どうかしたのか?」
「不快だったか?」
「いや、そんなことは無いが…」
勇気を出して聞いてみたはいいものの少し動揺したその言い方に我ながらかっこ悪いなとデュークモンは思った。
「あんまり甘える姿を今まで見ることがなかったもので………」
そうあやふやに返せば、オメガモンはきょとんとした顔で目線だけこちらに向ける。
「お前に甘えることに、理由はいるのか?」
あぁ、だめだこれは。
デュークモンは思わず手で顔を覆う。もう武器の手入れなどするどころではない。甘えと言ってもお前は私にしかしないじゃないか、とか色々言いたいことはあるが口を閉じる。オメガモンの無意識な甘えに振り回されるのは我ながら滑稽だと思うが、もう少しこの滑稽さを楽しむのもまた面白いものだと自分に言い聞かせながら、肩に頭を乗せてうとうととし始めたオメガモンを抱き寄せた。
1/1ページ