おさなむすめ
名前変更
設定何故か鶴見たちのもとへやって来た幼女(10歳未満)
そして何故かすんなり受け入れる鶴見
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「鶴見さーーーーーん!おはよーーーっ」
しずくは元気良く戸を叩いた
いつからかここに住み着いた幼女のしずくは、鶴見のお気に入りでもあった
「これはこれは、しずく。早起きだねぇ」
「うん、ラッパが鳴ったからみんなと起きた!」
「うんうん…早起きはいいぞ!健康的だ」
鶴見は自慢の髭をさすりながら言った
それを見たしずくは鶴見の髭に興味津々で、触ってみたい、という心の声が顔に現れていた
「ふふふ、触りたいのかね?良いだろう、しずくには特別に触らせてあげよう」
「ほんと?!いいの!やったぁ!!」
これでもかと言うくらいキラキラした目で鶴見を見る
鶴見はしずくが触りやすいように腰を屈めた
「じゃあ、失礼しま~す」
「優しく頼むぞ」
しずくはそっと手を伸ばして鶴見の髭に触れた
「おお…鶴見さんのお髭……しゅごい」
「すごい?」
「何て言うか…キレイ?柔らかくて優しい感じがする」
「手入れは欠かさないからな。美男子の条件は左右対称と身だしなみだ」
ずっと髭をさわさわと触るしずくを引き剥がし、鶴見は窓の外を見た
「君は、いけめんが好きかね?」
しずくは一瞬ポカンとした顔をして笑った
「うん!鶴見さんみたいな"いけめん"好きだよ」
「それは嬉しいね。ありがとう。私もしずくのような美しい女性が好きだよ」
「えー、ほんと?私美しい?!えへへ」
「うんうん、美しい美しい!」
照れてモジモジしながら笑うしずくの髪を鶴見が触る
「う?」
「しかし……」
鶴見はううんと唸り目をつむる
「寝癖がついていては、もったいない…。せっかくの美しさが台無しだ」
「寝癖!大変!」
「そういうところだぞ、しずく」
すぐ直してくる!としずくは鶴見の部屋を走り去っていく
それと入れ違いに月島が入ってきた
「鶴見中尉、しずくが走っていかれましたが」
「あぁ、いいんだ。彼女は美しくなって帰ってくる」
「はあ…」
月島は何の話だと思いながら鶴見が楽しそうな顔をしているのを見逃さなかった
おわり