ネモフィラの追憶
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この恋が叶うなんて、最初から思わなかった。
でも、願うなら。
どうかこのまま、私を好きなまま誰かと幸せになってほしい。
ずっとずっと、私の事を想っていてほしい。
そう願うのは、我儘なのかな。
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「え!?告白やめたの!?」
「ちょ、さつき声が大きい!」
誰も居ない部室だからと言って、何処で誰が聞いているか分からないので、大きな声を出すのは控えてもらいたい。
「ごめんごめん、でも良かったの?ずっと好きだって言ってたじゃん!もしかして好きじゃなくなっちゃった?」
「……ううん、そんな訳ないよ!赤司の事、ちゃんと好き。でも、違う。私はダメ」
「……え?ど、どうして?誰かに何か言われたの?」
「違う違う。私が勝手にそう言ってるだけ。だって赤司は御曹司だよ?よくよく考えると」