設定&第1章
夢小説設定
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あの記憶に残る出会いから約5か月が過ぎ・・・
「あれがラッドねぇー、ほれ行くぞー朱鳥
とりあえず奈良坂達と合流な?」
何故か私はクラスメイトの槍バカに引っ張られている
ラッド?とかいうネイバーを倒しにいくそう
いや?そもそもさぁ
「ラッドって何?」
「ラッド自体に戦闘能力はねぇけど
いるとイレギュラーゲートが開くんだとさ」
「ほう、それは困るか」
「そ、だからこれから駆除するんだと」
で
「なんで一緒に行動すんの?」
「フリーだからいいだろ?」
「いや、いいけどさ」
うーん、まぁいいか
二人とも換装体になり三輪隊の三人に合流
ラッドの駆除に励んだ
それからしばらくして12月13日
「よ!舞ちゃん
今ちょっといい??」
ランク戦をある程度して自販機のジュース片手に休憩していると
嵐山さんに似た青い瞳が印象的なお兄さんに声をかけられた
「俺、玉狛支部S級隊員の迅悠一
よろしくね?」
ほぉ、S級隊員・・・
というか初対面で名前呼びか
「知ってるみたいですが
B級フリーの朱鳥舞です、どうも」
「早速で悪いんだけど、舞ちゃんにお願いがあるんだ」
「お願い、ですか」
「明日A級トップ部隊と戦闘するんだけど
舞ちゃん一緒に戦ってくんない?」
「は?」
え?
A級?
トップ部隊?
戦闘?
「嵐山隊と迎え撃つんだけどさー
舞ちゃんが”こっち側”にいると勝率がだいぶ変わるんだよねー
忍田さんには許可とってるから」
嵐山隊?
忍田さん?
「じゃ、明日18時に本部ロビーな
よろしくー」
そういって嵐山さん似の胡散臭そうなお兄さん
もとい、迅さんは去っていった
は?
「あの人、言うだけ言って帰りやがった!!」
忍田さん経由ってことは拒否権なし??
というか
「戦闘ってどういうこと?!」
翌日12月14日20時
警戒区域内
「迅さん・・・
ほんとに私要ります?」
バックワームを使用し緊張で帰りたい私と
道のど真ん中に堂々と立っている迅さん
これから戦闘するなら奇襲でもするのかと・・・
「いるいる
言ったろ?舞ちゃんがいると楽なんだよ~」
いや楽って、というか
「ま、お喋りはここまでな
そこにいて、合図したら出てきて」
迅さんが私を曲がり角に押し込み
道の真ん中に戻る
「?・・・あ、」
足音・・・人数多くね?
「太刀川さん久しぶり
みんなお揃いでどちらまで?」
・
・
・
「”おれ1人だったら”の話だけど」
なんか話長くね?
三輪君怖いし、太刀川さんいるし
しかも
「なんで当真先輩まで・・・」
あ、やべ
「A級トップ部隊って言っただろー
紹介するよこちらB級フリーの朱鳥舞ちゃん
俺の味方ね」
こちらに手招きして
面白そうに笑う迅さん
はぁ、仕方ないか・・・しぶしぶ迅さんの隣に並ぶ
「おいおい、なんで朱鳥がいんだよ」
知らねーよ、こっちが聞きたいわ弾バカ
というか
「当真先輩の目ガチなんですけど」
「大丈夫、大丈夫」
全然大丈夫じゃねーよ
「それに味方はまだいる」
?
あれ?また足音?
迅さんの指さす方を見上げると
「嵐山隊現着した
忍田本部長の命により玉狛支部に加勢する!」
こうして長い夜が幕を開けた