☆理解不能。

『俺は、お前のことが知りたいんだ!』




いつの間にか、教室に ただ1人残された蓮。




最後にホロホロから言われた言葉が、何度も何度も頭の中で繰り返された。







俺は人間が嫌いだ。


出来ることなら誰にも関わらずに生きていけたら‥と、思っていた。




今まで何人かが俺に近付き、『本当の俺』を知ろうとした。


だが、『本当の俺』を知った人間は、俺の存在を忌み嫌った。


まるで、『化け物』を見るような目で俺を見るようになった。




それから俺は『独り』になった。




俺は一生このままでも良いと思った。





それなのに、ホロホロは‥‥。




俺を知りたい、と。

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