ラブトーク
日曜の昼下がり。
長くて甘いキスの後、衝撃の事実。
「なぁ、いつも思うんだけどよ、お前、キスしてる時の顔、すげぇかわいいのな」
「は?な、何言ってんの?」
思わず顔が赤くなる。
「いや、いつ見ても飽きねーなぁと思ってさ」
「ちょ、そんなのいつ見てんのよ?」
「キスしてるときに決まってるだろ」
まさか・・・
「アンタ、目ぇ、開けてんの?!」
「当たり前だ」
うそ?!
「うそでしょ?!いつから?!」
「ん?はじめから」
「そうじゃなくて、もしかして…いつも開けてんの?」
「あぁ」
「うそ…!」
「初めてキスしたときからずっと」
なにそれ!?
思わずうつむいた。
目、開けてたなんて、全然気がつかなかった。
もう、死ぬほど恥ずかしいじゃんか。
「何でよ?」
少し上目づかいに睨んで聞いたのは、照れ隠し。
「なんで目閉じないの?」
「二人とも目ぇ閉じたらわかんねーだろが」
「いや、わかるでしょ!」
「あー、もう。恥ずかしくて死にそうだわ」
明らかに顔が火照っている。
「男ってそんなモンだろ?」
「そ、うなの?」
「しらねーけど、キスしてる顔、見たいじゃん」
「もう、何も言うな!」
マジで恥ずかしいんだから!
だけど…
「あのさ、みんなそうなのかな?男って目閉じないのかな?」
「オレはそう思うけど、実際はどーなんだろな」
「ちょ、ちょっと聞いてみてよ!!」
「聞くって誰に?」
………
「柳にでも聞くか」
「イヤ、やっぱ聞くな」
「ねぇ、もう見ないでよ」
「イヤだ」
「そんなこと聞いたら、恥ずかしくて出来ないじゃん!」
「イヤだ」
「じゃあもうしない!!」
「………」
「しないから!」
「………」
「しないんだってば!」
「………」
「しなっ………」
いって言ったのに!!
だけど…
触れた唇は気持ちがよくて、あぁ、愛があるなって感じる。
キスは、
世界で一番、私が愛を感じる時だったりする。
End.
長くて甘いキスの後、衝撃の事実。
「なぁ、いつも思うんだけどよ、お前、キスしてる時の顔、すげぇかわいいのな」
「は?な、何言ってんの?」
思わず顔が赤くなる。
「いや、いつ見ても飽きねーなぁと思ってさ」
「ちょ、そんなのいつ見てんのよ?」
「キスしてるときに決まってるだろ」
まさか・・・
「アンタ、目ぇ、開けてんの?!」
「当たり前だ」
うそ?!
「うそでしょ?!いつから?!」
「ん?はじめから」
「そうじゃなくて、もしかして…いつも開けてんの?」
「あぁ」
「うそ…!」
「初めてキスしたときからずっと」
なにそれ!?
思わずうつむいた。
目、開けてたなんて、全然気がつかなかった。
もう、死ぬほど恥ずかしいじゃんか。
「何でよ?」
少し上目づかいに睨んで聞いたのは、照れ隠し。
「なんで目閉じないの?」
「二人とも目ぇ閉じたらわかんねーだろが」
「いや、わかるでしょ!」
「あー、もう。恥ずかしくて死にそうだわ」
明らかに顔が火照っている。
「男ってそんなモンだろ?」
「そ、うなの?」
「しらねーけど、キスしてる顔、見たいじゃん」
「もう、何も言うな!」
マジで恥ずかしいんだから!
だけど…
「あのさ、みんなそうなのかな?男って目閉じないのかな?」
「オレはそう思うけど、実際はどーなんだろな」
「ちょ、ちょっと聞いてみてよ!!」
「聞くって誰に?」
………
「柳にでも聞くか」
「イヤ、やっぱ聞くな」
「ねぇ、もう見ないでよ」
「イヤだ」
「そんなこと聞いたら、恥ずかしくて出来ないじゃん!」
「イヤだ」
「じゃあもうしない!!」
「………」
「しないから!」
「………」
「しないんだってば!」
「………」
「しなっ………」
いって言ったのに!!
だけど…
触れた唇は気持ちがよくて、あぁ、愛があるなって感じる。
キスは、
世界で一番、私が愛を感じる時だったりする。
End.
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