my sweet sweet home(香月ゲン)
「彼氏?」
フンと。小バカにしたように、片側だけユイの唇が上がる。
「彼氏ってのはねぇ、ちゃんと彼女に連絡とったり、会いに来たりする人の事を言うのよ?ね、鮫?」
うっ・・・
「オイ鮫、なんでユイがいるんだよ?」
「オレに振るなよ!
だいたいお前らよー、人ん家でケンカするの止めてくれる?」
「なに?ゲン、私がいたら迷惑なの?」
「迷惑ってより、おかしいだろ?」
まぁ、鮫だけどよー。
鮫だから良いって問題でもなく、行動そのものに問題があるだろーが。
「・・・もう、いい。帰る。ゲンの大バカタレ」
「待てよ、送るから」
「いーですぅー」
ベぇーだ、と、子供のような顔をして部屋を出たユイを見て、やれやれと、再びゴーグルを手に取る。
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フンと。小バカにしたように、片側だけユイの唇が上がる。
「彼氏ってのはねぇ、ちゃんと彼女に連絡とったり、会いに来たりする人の事を言うのよ?ね、鮫?」
うっ・・・
「オイ鮫、なんでユイがいるんだよ?」
「オレに振るなよ!
だいたいお前らよー、人ん家でケンカするの止めてくれる?」
「なに?ゲン、私がいたら迷惑なの?」
「迷惑ってより、おかしいだろ?」
まぁ、鮫だけどよー。
鮫だから良いって問題でもなく、行動そのものに問題があるだろーが。
「・・・もう、いい。帰る。ゲンの大バカタレ」
「待てよ、送るから」
「いーですぅー」
ベぇーだ、と、子供のような顔をして部屋を出たユイを見て、やれやれと、再びゴーグルを手に取る。
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