出逢い
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ルフィの保育園に着く前にニーナと別れ、今はエース、サボ、恋歌の三人だ。
しかし、サボはニーナと電話すると言って少し後ろを歩いているためエースと恋歌が二人ならんで歩いている。
さっきまで一緒だったじゃねぇか…、と自分と恋歌を二人きりにしたバカップルを密かに恨んだ。
エ「…」
『…』
今日出逢ったばかりの二人に会話はほとんどなく、沈黙が続く。
エ「あ、あのさ…」
『はい』
耐えきれなくなったエースが恋歌に話しかけるが話題がひとつもない。
エ「え~と、…」
自分から話しかけておいてだんまりもどうかと思い、必死で話題を探す。
エ「さっき聞いたんだけどさ、最近この辺に引っ越したって…」
先ほどサボが言っていたことを思い出してようやくそれを絞り出した。
『そうですね
前はこことは反対方向に一人暮らしをしていました
今回も一人暮らしなんですけどね』
エ「何でこの時期に引っ越したんだ?」
今の季節は春。
しかし、自分たちは高校2年だ。
1年の時に引っ越してくるのはわかるが、なぜ今さらになって引っ越してきたのかと少し疑問を感じた。
『う~ん…住みにくくなったからでしょうか…』
エースの問いに少しいいずらそうに恋歌は答えた。
それを見たエースは聞いてはいけないことだったのかと悪いと謝った。
『いえ、気にしないでください』
エ「あのさ、その話し方…」
『え?』
エースは少しでも話題を変えようと最初から違和感を感じていたことを指摘する。
エ「普通に話してくれて構わない
サボとかニーナにはそんな話し方じゃないんだろ?」
『…うん』
エースがそう言えば少しだけ嬉しそうに笑う恋歌。
それを間近で見てしまったエースは一気に赤面した。
エ「そ、そう言えば家どこなんだ?」
赤くなった顔を隠すように次の話題をふる。
『そこの保育園を通りすぎてから暫く歩いたところにあるマンションに住んでるの』
エ「へぇ、じゃあ俺らの家と近いな」
そんな些細なことも少し嬉しかったエース。
滅多に見せない笑顔で話していることにエース自身は気づいていない。
『保育園の近くに住んでるの?』
エ「ああ、ルフィのやつを朝送っていくのも楽だしな
おんぼろアパートだけど」
『でも幸せそうね』
おんぼろと言いつつも幸せそうな笑顔を見せるエースに羨ましそうな顔をする恋歌。
エ「兄弟が一緒だからな
お、保育園着いた
ちょっとルフィのやつ迎えに行ってくる」
ちらりとサボの方を向けばまだ電話しているのが見えたのでエース一人で迎えに園の中に入ってった。
しかし、サボはニーナと電話すると言って少し後ろを歩いているためエースと恋歌が二人ならんで歩いている。
さっきまで一緒だったじゃねぇか…、と自分と恋歌を二人きりにしたバカップルを密かに恨んだ。
エ「…」
『…』
今日出逢ったばかりの二人に会話はほとんどなく、沈黙が続く。
エ「あ、あのさ…」
『はい』
耐えきれなくなったエースが恋歌に話しかけるが話題がひとつもない。
エ「え~と、…」
自分から話しかけておいてだんまりもどうかと思い、必死で話題を探す。
エ「さっき聞いたんだけどさ、最近この辺に引っ越したって…」
先ほどサボが言っていたことを思い出してようやくそれを絞り出した。
『そうですね
前はこことは反対方向に一人暮らしをしていました
今回も一人暮らしなんですけどね』
エ「何でこの時期に引っ越したんだ?」
今の季節は春。
しかし、自分たちは高校2年だ。
1年の時に引っ越してくるのはわかるが、なぜ今さらになって引っ越してきたのかと少し疑問を感じた。
『う~ん…住みにくくなったからでしょうか…』
エースの問いに少しいいずらそうに恋歌は答えた。
それを見たエースは聞いてはいけないことだったのかと悪いと謝った。
『いえ、気にしないでください』
エ「あのさ、その話し方…」
『え?』
エースは少しでも話題を変えようと最初から違和感を感じていたことを指摘する。
エ「普通に話してくれて構わない
サボとかニーナにはそんな話し方じゃないんだろ?」
『…うん』
エースがそう言えば少しだけ嬉しそうに笑う恋歌。
それを間近で見てしまったエースは一気に赤面した。
エ「そ、そう言えば家どこなんだ?」
赤くなった顔を隠すように次の話題をふる。
『そこの保育園を通りすぎてから暫く歩いたところにあるマンションに住んでるの』
エ「へぇ、じゃあ俺らの家と近いな」
そんな些細なことも少し嬉しかったエース。
滅多に見せない笑顔で話していることにエース自身は気づいていない。
『保育園の近くに住んでるの?』
エ「ああ、ルフィのやつを朝送っていくのも楽だしな
おんぼろアパートだけど」
『でも幸せそうね』
おんぼろと言いつつも幸せそうな笑顔を見せるエースに羨ましそうな顔をする恋歌。
エ「兄弟が一緒だからな
お、保育園着いた
ちょっとルフィのやつ迎えに行ってくる」
ちらりとサボの方を向けばまだ電話しているのが見えたのでエース一人で迎えに園の中に入ってった。