サボ「今から来るってさ」

エースがダメだと言えばニーナとその友達で帰るようにしようとしていたらしく学校にいたらしい。

今からすぐに来ると言うことなので暫く待つ。

サボ「お、来た来た」

サボの嬉しそうな声が聞こえてニーナが来たことが見なくてもわかる。

ニ「ごめんね、お待たせ」

サボ「いいよ、こっちも待たせたし

恋歌も待たせてごめんな」

『ううん、急に一緒に帰りたいなんて言ってごめんね』

会話を黙って聞いていたエースだが、ニーナの友達という聞き慣れない女の声が聞こえた。

エ「おい、ルフィ待ってるしそろそろ…行く…」

バカップルとその友達ということで会話が弾みだしたのを止めて迎えに行こうと促すために三人の方を向いた瞬間にエースは固まった。

サボ「？」

その異変に気づいたのは一番付き合いの長いサボだった。

エースの固まった視線の先にはニーナと笑顔で話す恋歌がいた。

サボ「へぇ…」

何かに気づいたようににやにやし出したサボは恋歌を呼ぶ。

サボ「こいつエース

俺のいつも話してる兄弟だ」

『えっと、はじめまして

私ニーナとサボと同じクラスの恋歌っていいます』

エ「あ、え、俺はエース…です」

『今日は急にすいません』

エ「いや、別に…」

しどろもどろしながら答えるエースをサボは肩を震わせてニーナの後ろで笑っている。