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シ「お前らいきなり何すんだよー」
殴られた場所を擦りながらも片手は恋歌の手を離そうとしない。
ベ「ここをどこだと思ってんだよ
保育園でナンパするやつがあるか
しかも迎えに来た女子高生に」
エ「いい歳したおっさんがナンパなんかすんな!
てかその手いい加減離せ!」
恋歌の手を握っているシャンクスの手の甲をつねり、恋歌の手から剥がす。
ベ「うちの園長がすまねぇな」
『いえ、面白い人ですね』
ベ「まぁ悪いやつではないんだ
許してやってくれ」
『もともと怒ってませんから』
ル「恋歌ねぇちゃん!」
シャンクスの後頭部を押して恋歌に頭を下げさせるベックマンだったが、恋歌は笑って許してくれた。
そんなことをしていると恋歌の足に軽い衝撃がきた。
視線を下げるとルフィが足にくっついている。
シ「ルフィのやつ羨ましい…」
ベ「もうあんたは黙ってろ」
ル「恋歌ねぇちゃんじゅんびできた!」
『よし、じゃあ帰ろっか』
ル「おう!
じゃあなシャンクス!またあした!」
シ「おー!気ぃつけてな」
ぶんぶん手を振るルフィにシャンクスとベックマンも手を振り返す。
手を繋いで園から出ていく恋歌とルフィに続いて、エースもシャンクスに軽く頭を下げて出ていった。
ル「なぁなぁ」
『ん?』
ル「なんでエース、むずかしいかおしてんだ?」
ルフィが不思議そうに自分達の後ろでうんうんと唸っている兄に視線を向ける。
『ルフィくんにも言っとかないとね』
ル「なにがだ?」
恋歌はルフィの両手を握って目線を合わせるようにしゃがむ。
『実はね今ルフィくんたちが住んでるあの家がなくなっちゃうの』
ル「?なんでだ?」
『それは私のせいなの…
この間怖い目にあわせておいて今度は家がなくなるだなんて謝っても許してもらえることじゃないってわかってる…』
ル「恋歌ねぇちゃん?」
ルフィの手を握ったまま俯き、少し声が震えだした恋歌を心配するように声をかける。
下から覗き込むようにして顔を見るとルフィの頬に水が落ちてきた。
ル「……ないてんのか?」
『ごめんなさい…
私が泣いてももうどうにもならないってわかってる…けど……!!』
ちゃんとルフィにも説明しようとするのに涙が止まらない。
小さな子の幸せを奪ってしまった。
恐怖まで与えてしまった。
そんな恋歌に唐突にぎゅっ、とルフィが抱きついてきた。
『ルフィくん?』
ル「エースとサボがおんなのこは、なかしちゃダメだっていってた!
とくに"だいじな"おんなのこをなかすのはおとこじゃないって!」
『ルフィ…くん…』
ル「恋歌ねぇちゃんはおれの"だいじな"おんなのこだ!
エースとサボが"だいじ"ってのは"すき"ってことだっていってたからな
おれ、恋歌ねぇちゃんだいすきだからないてほしくねぇ!」
『!!』
にしし、と笑いながら言われ、不意打ちの言葉に恋歌の目からさらに涙が溢れてくる。
殴られた場所を擦りながらも片手は恋歌の手を離そうとしない。
ベ「ここをどこだと思ってんだよ
保育園でナンパするやつがあるか
しかも迎えに来た女子高生に」
エ「いい歳したおっさんがナンパなんかすんな!
てかその手いい加減離せ!」
恋歌の手を握っているシャンクスの手の甲をつねり、恋歌の手から剥がす。
ベ「うちの園長がすまねぇな」
『いえ、面白い人ですね』
ベ「まぁ悪いやつではないんだ
許してやってくれ」
『もともと怒ってませんから』
ル「恋歌ねぇちゃん!」
シャンクスの後頭部を押して恋歌に頭を下げさせるベックマンだったが、恋歌は笑って許してくれた。
そんなことをしていると恋歌の足に軽い衝撃がきた。
視線を下げるとルフィが足にくっついている。
シ「ルフィのやつ羨ましい…」
ベ「もうあんたは黙ってろ」
ル「恋歌ねぇちゃんじゅんびできた!」
『よし、じゃあ帰ろっか』
ル「おう!
じゃあなシャンクス!またあした!」
シ「おー!気ぃつけてな」
ぶんぶん手を振るルフィにシャンクスとベックマンも手を振り返す。
手を繋いで園から出ていく恋歌とルフィに続いて、エースもシャンクスに軽く頭を下げて出ていった。
ル「なぁなぁ」
『ん?』
ル「なんでエース、むずかしいかおしてんだ?」
ルフィが不思議そうに自分達の後ろでうんうんと唸っている兄に視線を向ける。
『ルフィくんにも言っとかないとね』
ル「なにがだ?」
恋歌はルフィの両手を握って目線を合わせるようにしゃがむ。
『実はね今ルフィくんたちが住んでるあの家がなくなっちゃうの』
ル「?なんでだ?」
『それは私のせいなの…
この間怖い目にあわせておいて今度は家がなくなるだなんて謝っても許してもらえることじゃないってわかってる…』
ル「恋歌ねぇちゃん?」
ルフィの手を握ったまま俯き、少し声が震えだした恋歌を心配するように声をかける。
下から覗き込むようにして顔を見るとルフィの頬に水が落ちてきた。
ル「……ないてんのか?」
『ごめんなさい…
私が泣いてももうどうにもならないってわかってる…けど……!!』
ちゃんとルフィにも説明しようとするのに涙が止まらない。
小さな子の幸せを奪ってしまった。
恐怖まで与えてしまった。
そんな恋歌に唐突にぎゅっ、とルフィが抱きついてきた。
『ルフィくん?』
ル「エースとサボがおんなのこは、なかしちゃダメだっていってた!
とくに"だいじな"おんなのこをなかすのはおとこじゃないって!」
『ルフィ…くん…』
ル「恋歌ねぇちゃんはおれの"だいじな"おんなのこだ!
エースとサボが"だいじ"ってのは"すき"ってことだっていってたからな
おれ、恋歌ねぇちゃんだいすきだからないてほしくねぇ!」
『!!』
にしし、と笑いながら言われ、不意打ちの言葉に恋歌の目からさらに涙が溢れてくる。