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その笑顔に何人かの男が倒れたがこの際無視だ。
エースは恋歌に一直線に走ってくる。
周りの生徒たちはどういう関係なのかとざわざわし始めている。
エ「なんで恋歌がこんなとこに?
あぶねぇだろ」
『エースの学校じゃない
大丈夫だよ』
くすくす笑う恋歌に危機感のなさを感じたエースは諦めたようにため息をついた。
エ「まぁいい
それよりどうしてここに?」
『エースを待ってたの』
エ「え?」
エースは驚きで目を見開いたまま固まる。
『サボからエースはホームルーム終わる前に教室出るって教えてもらって私も六時間目終わったらすぐに出てきたの』
エ「なんで俺を待ってたんだ?」
『話があるの』
急に真剣な顔になった恋歌にエースは何か自分が悪いことでもしたのだろうかと思ってしまった。
なぜなら少しだけだが怒っているような雰囲気さえ感じられたからだ。
『だから一緒に帰ろうと思って
ダメかな?』
エ「いや、ダメじゃねぇけど…」
むしろ嬉しい。
恋歌の方から一緒に帰ろうと言ってくれるとは思ってもみなかった。
一緒に帰りたいが、この状況で自分と一緒に帰ればどんな噂がたつかわからない。
うーん、と考え出したエースの横からさっと手が伸びてきて、その手は恋歌の右手を握りしめた。
サッチ「いやー、噂には聞いてたけどほんとに可愛いね」
『え、あの、ありがとうございます?』
サッチ「俺ねサッチっていうんだけどエースと帰るより俺と一緒に…ぐはっ!!」
エ「どさくさに紛れてなにしてやがんだ」
恋歌の手を握りしめ、顔を近づけながら口説きだしたサッチをエースは思い切り蹴り飛ばした。
自分の背に恋歌を隠すようにしてサッチを睨む。
サッチ「いいじゃんかよ!
エースのケチ!」
エ「俺の弟と同じこと言ってんじゃねぇよ!
いくつだてめぇは!
恋歌帰るぞ」
恋歌の右手を握って、歩き出したエースに引っ張られるようにしてエースの学校を出る。
『うん』
握られた手を見て嬉しそうに笑う恋歌の顔は前を歩いているエースが見ることはできなかった。
校門には驚いた表情で固まり、羨ましそうに二人の背中を見送る男たちの姿だけが、不気味に残っていた。
マ「ったく、なにやってんだよい」
サッチ「あんだけの美人、お知り合いになっといて損はねぇよ」
マ「美人なのは否定しないよい
そんであいつがエースの青春の相手かよい」
サッチ「仲良くお手々繋いで帰っちゃってさ
あいつが恋歌ちゃん来てるって知ったときの顔お前にも見せてやりたかったよ」
マ「そりゃ惜しいものを見逃したねい
何で待ってたのかは知らねぇがこんなとこまで来るとは噂通りなかなか胆の据わった女みたいだない」
サッチ「ま、俺らは優しく見守ってやりますか」
エースは恋歌に一直線に走ってくる。
周りの生徒たちはどういう関係なのかとざわざわし始めている。
エ「なんで恋歌がこんなとこに?
あぶねぇだろ」
『エースの学校じゃない
大丈夫だよ』
くすくす笑う恋歌に危機感のなさを感じたエースは諦めたようにため息をついた。
エ「まぁいい
それよりどうしてここに?」
『エースを待ってたの』
エ「え?」
エースは驚きで目を見開いたまま固まる。
『サボからエースはホームルーム終わる前に教室出るって教えてもらって私も六時間目終わったらすぐに出てきたの』
エ「なんで俺を待ってたんだ?」
『話があるの』
急に真剣な顔になった恋歌にエースは何か自分が悪いことでもしたのだろうかと思ってしまった。
なぜなら少しだけだが怒っているような雰囲気さえ感じられたからだ。
『だから一緒に帰ろうと思って
ダメかな?』
エ「いや、ダメじゃねぇけど…」
むしろ嬉しい。
恋歌の方から一緒に帰ろうと言ってくれるとは思ってもみなかった。
一緒に帰りたいが、この状況で自分と一緒に帰ればどんな噂がたつかわからない。
うーん、と考え出したエースの横からさっと手が伸びてきて、その手は恋歌の右手を握りしめた。
サッチ「いやー、噂には聞いてたけどほんとに可愛いね」
『え、あの、ありがとうございます?』
サッチ「俺ねサッチっていうんだけどエースと帰るより俺と一緒に…ぐはっ!!」
エ「どさくさに紛れてなにしてやがんだ」
恋歌の手を握りしめ、顔を近づけながら口説きだしたサッチをエースは思い切り蹴り飛ばした。
自分の背に恋歌を隠すようにしてサッチを睨む。
サッチ「いいじゃんかよ!
エースのケチ!」
エ「俺の弟と同じこと言ってんじゃねぇよ!
いくつだてめぇは!
恋歌帰るぞ」
恋歌の右手を握って、歩き出したエースに引っ張られるようにしてエースの学校を出る。
『うん』
握られた手を見て嬉しそうに笑う恋歌の顔は前を歩いているエースが見ることはできなかった。
校門には驚いた表情で固まり、羨ましそうに二人の背中を見送る男たちの姿だけが、不気味に残っていた。
マ「ったく、なにやってんだよい」
サッチ「あんだけの美人、お知り合いになっといて損はねぇよ」
マ「美人なのは否定しないよい
そんであいつがエースの青春の相手かよい」
サッチ「仲良くお手々繋いで帰っちゃってさ
あいつが恋歌ちゃん来てるって知ったときの顔お前にも見せてやりたかったよ」
マ「そりゃ惜しいものを見逃したねい
何で待ってたのかは知らねぇがこんなとこまで来るとは噂通りなかなか胆の据わった女みたいだない」
サッチ「ま、俺らは優しく見守ってやりますか」