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それから時が過ぎ、六時間終了のチャイムが鳴る。
サッチ「今日バイトは?」
エ「今日はサボだ
何か俺の方が休み多い気がすんだよな」
マ「気のせいだよい」
エ「給料計算とかしたことねぇからよくわかんねぇけどサボと給料おんなじってのはなぁ…」
サッチ「気にしない気にしない
迎え行くんだろ?
早く行かなくていいのか?」
エ「そうだな
じゃあな、また明日」
そして今日もホームルームを受けずに鞄を持って教室を出ていった。
エースの学校は職員室や保健室、一年生が一階、二年生が二階、三年生が三階というようになっている。
エースは二年生なので二階からゆっくりと階段を降りて下駄箱に向かう。
下駄箱で靴を履き替えているとき、異変を感じてふと天井を見上げた。
エ「何の音だ?」
ドドドドド、という音が聞こえて次第に近づいてきている。
エ「はぁ?」
その音の正体は階段から駆け降りてくる生徒たちの足音で靴を履き替えることもせずに外に出ていく。
上の階からだけでなく一階からも生徒たちが走ってきて、外に走っていく。
しかも何故か全員男。
途中で見慣れたフランスパンが走っていったような気がしたが気づかない振りをして、その波が過ぎるのを待った。
エ「なんだってんだよ…」
まだホームルームも終わってない時間に鞄も持たず、靴も履き替えず男(しかも全員強面)が集団で走っている物に関わりたくないと裏門から帰ろうかと思ったが遠回りなるため止めた。
昇降口を出て校門が見えてくるとさっき走っていった男たちがたまっているのが見えた。
いや、正確には校門より少し手前だ。
行きたいがそこには行けないといった風に男たちが押し合って校門が見えるところにいる。
エースは邪魔だなと思い、塀でもよじ登って帰るかとちょっと校門からコースを変えようとすると、先ほど気づかない振りをしたフランスパン、もといサッチがこっちに向かって走ってきた。
サッチ「エース!お前も来てみろ!」
エ「嫌だね」
意味のわからないことに巻き込まれてたまるかと塀に足をかけた。
サッチ「恋歌ちゃんが来てる!」
エ「え、」
その言葉を聞いた瞬間、エースは足を踏み外して塀から落ちた。
「押すなって!」
「バカ!見えねぇよ!」
「お前の図体がでかいんだろうがよ!」
『(もう帰っちゃったのかな…)』
校門にもたれ掛かって携帯で時間を確認しながら、目当ての人物が出てくるのを待つ。
恋歌を見るために集まった男たちは話しかけたいが、誰も話しかけられずにいる。
『あの…』
恋歌はもう帰ってしまったのか、聞こうと思い何故か大勢いる男たちに話しかける。
「「「何でしょう!」」」
「お前に話しかけたんじゃねぇよ!」
「俺に決まってんだろ!」
「何でお前なんだよ!」
全員が一斉に返事をしてくれたが、それを誰に話しかけたかで喧嘩が始まりかけている。
『人を待ってるんですけど…その人もう帰ったか聞きたくて』
「「「だ、誰!?」」」
恋歌が名前を言おうと口を開くと一番恋歌から遠くにいた男が吹っ飛んだ。
「邪魔だつってんだろ!」
怒鳴り声が聞こえてそのあとに数人男が吹っ飛んだかと思うと道が開けた。
開けた先に目当ての人物がいて恋歌は安心したように微笑んだ。
『エース!』
サッチ「今日バイトは?」
エ「今日はサボだ
何か俺の方が休み多い気がすんだよな」
マ「気のせいだよい」
エ「給料計算とかしたことねぇからよくわかんねぇけどサボと給料おんなじってのはなぁ…」
サッチ「気にしない気にしない
迎え行くんだろ?
早く行かなくていいのか?」
エ「そうだな
じゃあな、また明日」
そして今日もホームルームを受けずに鞄を持って教室を出ていった。
エースの学校は職員室や保健室、一年生が一階、二年生が二階、三年生が三階というようになっている。
エースは二年生なので二階からゆっくりと階段を降りて下駄箱に向かう。
下駄箱で靴を履き替えているとき、異変を感じてふと天井を見上げた。
エ「何の音だ?」
ドドドドド、という音が聞こえて次第に近づいてきている。
エ「はぁ?」
その音の正体は階段から駆け降りてくる生徒たちの足音で靴を履き替えることもせずに外に出ていく。
上の階からだけでなく一階からも生徒たちが走ってきて、外に走っていく。
しかも何故か全員男。
途中で見慣れたフランスパンが走っていったような気がしたが気づかない振りをして、その波が過ぎるのを待った。
エ「なんだってんだよ…」
まだホームルームも終わってない時間に鞄も持たず、靴も履き替えず男(しかも全員強面)が集団で走っている物に関わりたくないと裏門から帰ろうかと思ったが遠回りなるため止めた。
昇降口を出て校門が見えてくるとさっき走っていった男たちがたまっているのが見えた。
いや、正確には校門より少し手前だ。
行きたいがそこには行けないといった風に男たちが押し合って校門が見えるところにいる。
エースは邪魔だなと思い、塀でもよじ登って帰るかとちょっと校門からコースを変えようとすると、先ほど気づかない振りをしたフランスパン、もといサッチがこっちに向かって走ってきた。
サッチ「エース!お前も来てみろ!」
エ「嫌だね」
意味のわからないことに巻き込まれてたまるかと塀に足をかけた。
サッチ「恋歌ちゃんが来てる!」
エ「え、」
その言葉を聞いた瞬間、エースは足を踏み外して塀から落ちた。
「押すなって!」
「バカ!見えねぇよ!」
「お前の図体がでかいんだろうがよ!」
『(もう帰っちゃったのかな…)』
校門にもたれ掛かって携帯で時間を確認しながら、目当ての人物が出てくるのを待つ。
恋歌を見るために集まった男たちは話しかけたいが、誰も話しかけられずにいる。
『あの…』
恋歌はもう帰ってしまったのか、聞こうと思い何故か大勢いる男たちに話しかける。
「「「何でしょう!」」」
「お前に話しかけたんじゃねぇよ!」
「俺に決まってんだろ!」
「何でお前なんだよ!」
全員が一斉に返事をしてくれたが、それを誰に話しかけたかで喧嘩が始まりかけている。
『人を待ってるんですけど…その人もう帰ったか聞きたくて』
「「「だ、誰!?」」」
恋歌が名前を言おうと口を開くと一番恋歌から遠くにいた男が吹っ飛んだ。
「邪魔だつってんだろ!」
怒鳴り声が聞こえてそのあとに数人男が吹っ飛んだかと思うと道が開けた。
開けた先に目当ての人物がいて恋歌は安心したように微笑んだ。
『エース!』