復讐と崩壊
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エ「わりぃんだけどトイレ貸してくんね?」
最初の緊張感もだいぶ取れ、お茶を一気飲みしたせいかトイレに行きたくなった。
『トイレはそこの扉出て、すぐ右にあるよ』
エ「ありがとっ…!?」
礼を言って立ち上がったエースだったが、最初の緊張感のせいで正座で座っていたことを忘れていた。
慣れない正座をしたせいで、完璧に足が痺れてしまってバランスを崩す。
『きゃっ!』
しかも運悪く倒れたのは恋歌の方にで…。
エ「ご、ごめん!
大丈夫…か…///」
『う、うん』
すぐに腕の力で起き上がったのはいいが、今自分がどんな状況なのかを一瞬で理解して赤面する。
エースが恋歌の上に倒れ込んできたので、恋歌が下敷きになり、エースが上に覆い被さっている。
端から見たらエースが恋歌を押し倒しているようにしか見えない。
しかも腕の力で上体を起こしているため恋歌の顔が見下ろしたすぐ先にある。
エ「(どうすんだこれ!どうすんだこれ!!///)」
意図してやったことではないとはいえ、エースの頭の中はパニックだ。
『大丈夫?』
くすくすエースの下で笑う恋歌にさらにエースの顔に熱が集まる。
『だから正座でいいの?って聞いたのに』
エ「(俺カッコ悪すぎだろ…///)」
足を痺れさせて転けた上に、押し倒されているのに笑われていることにがっかりした。
『んしょ、と』
エースの下から自力で這い出た恋歌は、エースの後ろに回り痺れている足をつんつんつつき始めた。
エ「ちょっ、ちょっと待った!!」
少し刺激されただけでなんとも言えない感覚が襲ってくるエースは恋歌を止めようとしたが自分で動いても振動が伝わってくる。
『面白いね』
エ「どこが!?」
エ「ふぅ…」
エースがやっとトイレに行けたのはあれから数分後だった。
あのあとも散々恋歌につつかれた。
恋歌が鬼に見えたのははじめてだ。
リビングに戻ると恋歌はルフィの寝顔を覗き込んでいた。
『羨ましいね』
エ「何が?」
『こんなに可愛い弟がいて』
エ「よく食うし、よく寝るし、よく喧嘩するけど大事な弟だ
贔屓目なしでも可愛いと俺も思う」
微笑みながらルフィの頬をつんつんしている恋歌がルフィに向ける眼差しはとても優しいものだ。
身動ぎするルフィが可愛いのか楽しそうに笑っている。
そんな笑顔を見て、さっきまでとはまるで別人だなとエースは思う。
どこからどう見ても普通の女の子で、都市伝説とまで言われている桜姫だとは到底思えない。
エースも恋歌の横に座り、ルフィの寝顔を覗き込む。
『あれ?正座じゃなくていいの?』
エ「うるせぇ…」
胡座をかいて座ったエースをからかいながらルフィの柔らかい黒髪を撫でる。
『いいね、兄弟って…』
エ「ああ…」
寝言で肉がどうとか言い出したルフィを二人で面白そうに見ているとインターホンが鳴った。
『あ、ニーナとサボ来たかな』
なるべく音をたてないように急ぎ足でカメラ付きインターホンの前に行く。
『ちょっと待っててね』
ボタンを押して下の階のロックを解除する。
最初の緊張感もだいぶ取れ、お茶を一気飲みしたせいかトイレに行きたくなった。
『トイレはそこの扉出て、すぐ右にあるよ』
エ「ありがとっ…!?」
礼を言って立ち上がったエースだったが、最初の緊張感のせいで正座で座っていたことを忘れていた。
慣れない正座をしたせいで、完璧に足が痺れてしまってバランスを崩す。
『きゃっ!』
しかも運悪く倒れたのは恋歌の方にで…。
エ「ご、ごめん!
大丈夫…か…///」
『う、うん』
すぐに腕の力で起き上がったのはいいが、今自分がどんな状況なのかを一瞬で理解して赤面する。
エースが恋歌の上に倒れ込んできたので、恋歌が下敷きになり、エースが上に覆い被さっている。
端から見たらエースが恋歌を押し倒しているようにしか見えない。
しかも腕の力で上体を起こしているため恋歌の顔が見下ろしたすぐ先にある。
エ「(どうすんだこれ!どうすんだこれ!!///)」
意図してやったことではないとはいえ、エースの頭の中はパニックだ。
『大丈夫?』
くすくすエースの下で笑う恋歌にさらにエースの顔に熱が集まる。
『だから正座でいいの?って聞いたのに』
エ「(俺カッコ悪すぎだろ…///)」
足を痺れさせて転けた上に、押し倒されているのに笑われていることにがっかりした。
『んしょ、と』
エースの下から自力で這い出た恋歌は、エースの後ろに回り痺れている足をつんつんつつき始めた。
エ「ちょっ、ちょっと待った!!」
少し刺激されただけでなんとも言えない感覚が襲ってくるエースは恋歌を止めようとしたが自分で動いても振動が伝わってくる。
『面白いね』
エ「どこが!?」
エ「ふぅ…」
エースがやっとトイレに行けたのはあれから数分後だった。
あのあとも散々恋歌につつかれた。
恋歌が鬼に見えたのははじめてだ。
リビングに戻ると恋歌はルフィの寝顔を覗き込んでいた。
『羨ましいね』
エ「何が?」
『こんなに可愛い弟がいて』
エ「よく食うし、よく寝るし、よく喧嘩するけど大事な弟だ
贔屓目なしでも可愛いと俺も思う」
微笑みながらルフィの頬をつんつんしている恋歌がルフィに向ける眼差しはとても優しいものだ。
身動ぎするルフィが可愛いのか楽しそうに笑っている。
そんな笑顔を見て、さっきまでとはまるで別人だなとエースは思う。
どこからどう見ても普通の女の子で、都市伝説とまで言われている桜姫だとは到底思えない。
エースも恋歌の横に座り、ルフィの寝顔を覗き込む。
『あれ?正座じゃなくていいの?』
エ「うるせぇ…」
胡座をかいて座ったエースをからかいながらルフィの柔らかい黒髪を撫でる。
『いいね、兄弟って…』
エ「ああ…」
寝言で肉がどうとか言い出したルフィを二人で面白そうに見ているとインターホンが鳴った。
『あ、ニーナとサボ来たかな』
なるべく音をたてないように急ぎ足でカメラ付きインターホンの前に行く。
『ちょっと待っててね』
ボタンを押して下の階のロックを解除する。