復讐と崩壊
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
エ「桜姫…親衛隊?」
ニ「そうよ
聞いたことぐらいあるでしょ?」
エースの縄を解いてきょろきょろと辺りを見回すニーナ。
エ「あるっちゃあるけど…」
まさか身近にいる友達がそんな謎だらけの組織みたいなところにいるとは微塵も思っていなかった。
ニ「ねぇ」
サボ「ん?」
ニ「あんたらの弟、どこにいるの?」
「「!!」」
ニーナ言われて先ほどまでルフィがいた場所を慌て振り返る。
エ「どこに…」
隼「おいお前ら!武器を捨てろ!
こいつがどうなってもいいのか!?」
エースとサボがルフィを探すために走り出そうとするとあの嫌な声が聞こえてきた。
「「ルフィ!」」
見ればルフィを抱き抱えナイフをルフィの顔の横に突きつけている。
それを見た桜姫親衛隊の動きが止まる。
ルフィは怖いのか溢れてくる涙がポタポタと地面に落ちる。
エ「ルフィを離しやがれ!」
隼「誰がはいそうですかって離すかよ
おい、聞こえなかったのか?
武器を捨てろと言ったんだ」
一瞬女たちは迷ったようで恋歌の方を見た。
『わかりました
ただしその子にもこの子たちにも手は出さないでください』
隼「いいだろう」
恋歌が自分の刀を地面に置いたのを見て、それにならうように全員が武器を地面に落とした。
隼「そいつら全員下がらせろ」
『みんな下がって』
恋歌の指示に従って恋歌より後ろに下がる。
ニ「ごめん、私も行くね」
サボ「え、ああ…」
ニーナも二人の傍から離れる。
隼「そこの二人も恋歌より後ろに下がってもらおうか」
エ「はぁ?なんで俺らがお前の言うこと聞かなきゃいけねぇんだよ」
『エースさん』
エ「恋歌?」
『今だけその人の指示に従ってもらえるかな?』
大事な弟が危ないのに下がれと言われても下がりたくはなかったが恋歌の有無を言わせない視線に渋々ながらも移動した。
『それで私はどうしたらその子を返してもらえるんでしょう』
まだ無事な十人程度のボディーガードたち、隼人そして恋歌が睨みあうかたちになった。
隼「そうだな…
お前が俺との婚約を承諾すればこのガキは返してやろう」
エ「はぁ!?
お前なに言ってんだ!」
にやにや笑う隼人にエースが前にでようとしたが数人の女たちに止められる。
隼「お前は恋歌の価値を何も知らないからそんなことが言えるんだ」
エ「価値?」
隼「やはり知らなかったようだな
というより知っている者の方が少ないのだがな」
エ「なんだってんだよ」
隼「まぁお前がこのことを知ったところで何もならないだろうから教えてやる
そいつは世界最大のセキュリティ会社SAKURAの令嬢
桜恋歌だ」
エ「SAKURAって…あの?」
それはエースですぐに思い出せるほど有名な会社の名前だった。
世界ではどうかは知らないが日本では確実に五本の指に数えられる会社のひとつだ。
そしてその令嬢が…。
エ「恋歌が…」
隼「どうだ!やっとお前にも恋歌の価値がわかっただろ?
そいつは一人娘な上に今の父親は偽物
今の桜財閥の社長は恋歌が婿を決めるまでの替わりにすぎない
つまり今恋歌と婚約することは桜財閥を手にいれたも同然ということだ!」
そしてまた高らかに笑う隼人をエースを抑えている女たちは睨み付けるように見る。
恋歌の後ろ姿しかエースは見えていなかったが、どこか寂しそうに見えた。
ニ「そうよ
聞いたことぐらいあるでしょ?」
エースの縄を解いてきょろきょろと辺りを見回すニーナ。
エ「あるっちゃあるけど…」
まさか身近にいる友達がそんな謎だらけの組織みたいなところにいるとは微塵も思っていなかった。
ニ「ねぇ」
サボ「ん?」
ニ「あんたらの弟、どこにいるの?」
「「!!」」
ニーナ言われて先ほどまでルフィがいた場所を慌て振り返る。
エ「どこに…」
隼「おいお前ら!武器を捨てろ!
こいつがどうなってもいいのか!?」
エースとサボがルフィを探すために走り出そうとするとあの嫌な声が聞こえてきた。
「「ルフィ!」」
見ればルフィを抱き抱えナイフをルフィの顔の横に突きつけている。
それを見た桜姫親衛隊の動きが止まる。
ルフィは怖いのか溢れてくる涙がポタポタと地面に落ちる。
エ「ルフィを離しやがれ!」
隼「誰がはいそうですかって離すかよ
おい、聞こえなかったのか?
武器を捨てろと言ったんだ」
一瞬女たちは迷ったようで恋歌の方を見た。
『わかりました
ただしその子にもこの子たちにも手は出さないでください』
隼「いいだろう」
恋歌が自分の刀を地面に置いたのを見て、それにならうように全員が武器を地面に落とした。
隼「そいつら全員下がらせろ」
『みんな下がって』
恋歌の指示に従って恋歌より後ろに下がる。
ニ「ごめん、私も行くね」
サボ「え、ああ…」
ニーナも二人の傍から離れる。
隼「そこの二人も恋歌より後ろに下がってもらおうか」
エ「はぁ?なんで俺らがお前の言うこと聞かなきゃいけねぇんだよ」
『エースさん』
エ「恋歌?」
『今だけその人の指示に従ってもらえるかな?』
大事な弟が危ないのに下がれと言われても下がりたくはなかったが恋歌の有無を言わせない視線に渋々ながらも移動した。
『それで私はどうしたらその子を返してもらえるんでしょう』
まだ無事な十人程度のボディーガードたち、隼人そして恋歌が睨みあうかたちになった。
隼「そうだな…
お前が俺との婚約を承諾すればこのガキは返してやろう」
エ「はぁ!?
お前なに言ってんだ!」
にやにや笑う隼人にエースが前にでようとしたが数人の女たちに止められる。
隼「お前は恋歌の価値を何も知らないからそんなことが言えるんだ」
エ「価値?」
隼「やはり知らなかったようだな
というより知っている者の方が少ないのだがな」
エ「なんだってんだよ」
隼「まぁお前がこのことを知ったところで何もならないだろうから教えてやる
そいつは世界最大のセキュリティ会社SAKURAの令嬢
桜恋歌だ」
エ「SAKURAって…あの?」
それはエースですぐに思い出せるほど有名な会社の名前だった。
世界ではどうかは知らないが日本では確実に五本の指に数えられる会社のひとつだ。
そしてその令嬢が…。
エ「恋歌が…」
隼「どうだ!やっとお前にも恋歌の価値がわかっただろ?
そいつは一人娘な上に今の父親は偽物
今の桜財閥の社長は恋歌が婿を決めるまでの替わりにすぎない
つまり今恋歌と婚約することは桜財閥を手にいれたも同然ということだ!」
そしてまた高らかに笑う隼人をエースを抑えている女たちは睨み付けるように見る。
恋歌の後ろ姿しかエースは見えていなかったが、どこか寂しそうに見えた。