秘密
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エ「それがどうかしたのか?」
サッチ「実はここ最近西城グループのお坊ちゃんがよ、桜姫のこと探ってたらしいんだ」
西城グループとは建築関係の会社で高級マンションや高級住宅街にいくつも建設を手掛けている。
マ「確か西城グループのお坊ちゃんってのは隣の学校の卒業生だったな」
サッチ「ああ、去年卒業したから俺らより2つ年上になるのかな
まぁ取り敢えずそいつが金とか権力とか使って桜姫のことを調べてたみたいなんだ
それで最近正体を掴んだとか言いふらしてるって噂を聞いたんだ」
マ「それは俺も聞いたよい
でもいまだに誰が桜姫なのかは言わず」
エ「じゃあわかってねぇんじゃねぇのか?」
サッチ「んー、注目を自分に集めたいタイプのやつだったからただたんに嘘をついたってことも考えられるけどな
でもあんまり探りすぎると逆に西城グループが危ないかもな」
マ「だな
桜姫親衛隊に目をつけられたらたとえ西城グループといえど一気に叩き潰される
今まで桜姫の秘密が守られてきたのは親衛隊のお陰もあるからない」
エ「でもその親衛隊の奴等の顔も割れてねぇんだろ?」
サッチ「ああ
確かに実在はするのに今まで叩き潰された奴等の話によると思い出すだけで青ざめて気絶するほどみたいだからな
よくわかんね」
肩をすぼめてため息をつくサッチ。
マ「ま、エースは桜姫のことより…」
エ「ことより?」
変なところで言葉を区切ったマルコにエースが聞き返した直後に鳴り響く1日の授業の終了を知らせる鐘。
エ「あ、」
マ「恋歌のこと考えろよい」
エ「あー!!」
知らない間に時間が経ち、約束の時間まで秒読みに入ってしまったエースは勢いよく立ち上がる。
大声を出して立ち上がったエースに驚いたクラスメイトたちは一斉にエースを見る。
サッチ「ま、女の子を待たせるなんて男じゃないからな
早いとこ校門行ってこい」
エ「わ、わかってる!」
急いで鞄を持って教室から出ていくエースをマルコとサッチはにやにやしながら見送った。
いつもサボを待っているときはすぐに時間が経つのに、恋歌を待っている間はやたらと長く感じてしまう。
携帯を弄っているふりをしながら待っていると自分に向かって走ってくる足音が聞こえてきた。
『ごめんね、お待たせ』
エ「あ、いや大丈夫」
走ってきてくれたのは予想通り恋歌だった。
エ「じゃあ…行くか」
『うん』
サッチ「実はここ最近西城グループのお坊ちゃんがよ、桜姫のこと探ってたらしいんだ」
西城グループとは建築関係の会社で高級マンションや高級住宅街にいくつも建設を手掛けている。
マ「確か西城グループのお坊ちゃんってのは隣の学校の卒業生だったな」
サッチ「ああ、去年卒業したから俺らより2つ年上になるのかな
まぁ取り敢えずそいつが金とか権力とか使って桜姫のことを調べてたみたいなんだ
それで最近正体を掴んだとか言いふらしてるって噂を聞いたんだ」
マ「それは俺も聞いたよい
でもいまだに誰が桜姫なのかは言わず」
エ「じゃあわかってねぇんじゃねぇのか?」
サッチ「んー、注目を自分に集めたいタイプのやつだったからただたんに嘘をついたってことも考えられるけどな
でもあんまり探りすぎると逆に西城グループが危ないかもな」
マ「だな
桜姫親衛隊に目をつけられたらたとえ西城グループといえど一気に叩き潰される
今まで桜姫の秘密が守られてきたのは親衛隊のお陰もあるからない」
エ「でもその親衛隊の奴等の顔も割れてねぇんだろ?」
サッチ「ああ
確かに実在はするのに今まで叩き潰された奴等の話によると思い出すだけで青ざめて気絶するほどみたいだからな
よくわかんね」
肩をすぼめてため息をつくサッチ。
マ「ま、エースは桜姫のことより…」
エ「ことより?」
変なところで言葉を区切ったマルコにエースが聞き返した直後に鳴り響く1日の授業の終了を知らせる鐘。
エ「あ、」
マ「恋歌のこと考えろよい」
エ「あー!!」
知らない間に時間が経ち、約束の時間まで秒読みに入ってしまったエースは勢いよく立ち上がる。
大声を出して立ち上がったエースに驚いたクラスメイトたちは一斉にエースを見る。
サッチ「ま、女の子を待たせるなんて男じゃないからな
早いとこ校門行ってこい」
エ「わ、わかってる!」
急いで鞄を持って教室から出ていくエースをマルコとサッチはにやにやしながら見送った。
いつもサボを待っているときはすぐに時間が経つのに、恋歌を待っている間はやたらと長く感じてしまう。
携帯を弄っているふりをしながら待っていると自分に向かって走ってくる足音が聞こえてきた。
『ごめんね、お待たせ』
エ「あ、いや大丈夫」
走ってきてくれたのは予想通り恋歌だった。
エ「じゃあ…行くか」
『うん』