1話
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自室に戻った三蔵は金冠を取り、愛銃を袂に入れる。
悟空「なんだ?どこか行くのか?」
出かける準備をしている三蔵を見て、自分も連れて行けと言わんばかりに周りをうろちょろし始める。
三「悟浄と八戒のところにな
不本意だが三仏神の命だ
行かねぇとな」
悟空「俺も行く!」
三「……勝手にしろ」
悟浄と八戒の家に到着したのは、空が赤みがかってきた夕方のこと。
悟空「悟浄!八戒!」
ノックもせず、ばんっ!と扉を開けた悟空に、おや、いらっしゃいと普通に返してきたのは八戒。
悟浄「このクソ猿!扉が壊れるだろうが!」
悟空「なんだよエロ河童!壊れてねーんだから別にいいじゃんかよ!」
悟浄「そういう問題じゃねぇだろ!」
いつもの如く会えば喧嘩になる2人を無視し、三蔵は椅子に腰掛ける。
八戒「どうしたんです?
何かこちらで用でもあったんですか?」
三蔵の前にお茶を置いて正面に座り聞く体制をとる。
三「三仏神からの命でな
お前達に聞きたいことがある」
八戒「僕たちに?」
ずずっ、と一口お茶をすすり女神の噂を知っているか?と問う。
八戒「女神…ですか?」
三「ああ…
どうもこの辺りで女神が出るとの噂が出回っているらしい
何か聞いた事はないか?」
悟浄「なになに、女の話?」
先程まで悟空と喧嘩をしていたのに、女神と聞いただけですんなり喧嘩をやめ会話に入ってくる。
悟空も三蔵の横の席に座り、置いてあったお茶を飲む。
三「どうやらこの森で女神と言われる女が眠っているらしい
それを見つけて保護せよとのお達しだ」
悟浄「眠ってるってのはどういうことだ?」
三「言葉のままだ
姿を見かけた者は何人もいるようだが、ずっと眠っているらしい」
悟空「そんなの起こせばいいんじゃねぇの?」
三「そんな簡単にいくなら三仏神も俺に命など下さないだろうよ
なんせその女が眠っているのは、満開の桜の木らしいからな」
八戒「桜…?こんな季節に?」
怪訝そうな顔を浮かべて、そんな噂を聞いたことがないか記憶を辿る。
八戒「そういえば…以前買い物の帰りにすれ違った人たちが妙なことを言っていたのを聞いたことがあります」
三「妙なこと?」
八戒「はい、確かこの家から数キロ離れた場所に大きな木がある場所があるのですが、そこに武器を持って攻撃をしかけるという話をしていました」
悟空「それが何か関係あんの?」
八戒「誰かを捕まえる話をしていましたし、女がどうとか、桜がどうとか言っていたような…」
曖昧ではあるんですが…と、申し訳なさそうに笑いながら言う八戒だが、現状他にあてになる情報もない。
悟浄「まぁ行ってみればいいんじゃね?」
三「そうだな」
行くか、と腰を浮かした3人だがそれを遮るように盛大な音が鳴り響く。
音の発信源は…
悟空「なぁー、そんなことより先に飯にしようぜー
腹減って死にそうだよー」
時間的には夕食の時間より少し早いぐらいの時間だが、駄々をこね始めた悟空はてこでも動きそうにない。
八戒「仕方ありませんねぇ…
まぁ腹が減っては戦はできぬと言いますし、何か食べてから行きましょうか」
悟空に甘い八戒は冷蔵庫を開け、何が作れるか考える。
そう急ぐものでもないかと残りの2人も席についた。
悟空「なんだ?どこか行くのか?」
出かける準備をしている三蔵を見て、自分も連れて行けと言わんばかりに周りをうろちょろし始める。
三「悟浄と八戒のところにな
不本意だが三仏神の命だ
行かねぇとな」
悟空「俺も行く!」
三「……勝手にしろ」
悟浄と八戒の家に到着したのは、空が赤みがかってきた夕方のこと。
悟空「悟浄!八戒!」
ノックもせず、ばんっ!と扉を開けた悟空に、おや、いらっしゃいと普通に返してきたのは八戒。
悟浄「このクソ猿!扉が壊れるだろうが!」
悟空「なんだよエロ河童!壊れてねーんだから別にいいじゃんかよ!」
悟浄「そういう問題じゃねぇだろ!」
いつもの如く会えば喧嘩になる2人を無視し、三蔵は椅子に腰掛ける。
八戒「どうしたんです?
何かこちらで用でもあったんですか?」
三蔵の前にお茶を置いて正面に座り聞く体制をとる。
三「三仏神からの命でな
お前達に聞きたいことがある」
八戒「僕たちに?」
ずずっ、と一口お茶をすすり女神の噂を知っているか?と問う。
八戒「女神…ですか?」
三「ああ…
どうもこの辺りで女神が出るとの噂が出回っているらしい
何か聞いた事はないか?」
悟浄「なになに、女の話?」
先程まで悟空と喧嘩をしていたのに、女神と聞いただけですんなり喧嘩をやめ会話に入ってくる。
悟空も三蔵の横の席に座り、置いてあったお茶を飲む。
三「どうやらこの森で女神と言われる女が眠っているらしい
それを見つけて保護せよとのお達しだ」
悟浄「眠ってるってのはどういうことだ?」
三「言葉のままだ
姿を見かけた者は何人もいるようだが、ずっと眠っているらしい」
悟空「そんなの起こせばいいんじゃねぇの?」
三「そんな簡単にいくなら三仏神も俺に命など下さないだろうよ
なんせその女が眠っているのは、満開の桜の木らしいからな」
八戒「桜…?こんな季節に?」
怪訝そうな顔を浮かべて、そんな噂を聞いたことがないか記憶を辿る。
八戒「そういえば…以前買い物の帰りにすれ違った人たちが妙なことを言っていたのを聞いたことがあります」
三「妙なこと?」
八戒「はい、確かこの家から数キロ離れた場所に大きな木がある場所があるのですが、そこに武器を持って攻撃をしかけるという話をしていました」
悟空「それが何か関係あんの?」
八戒「誰かを捕まえる話をしていましたし、女がどうとか、桜がどうとか言っていたような…」
曖昧ではあるんですが…と、申し訳なさそうに笑いながら言う八戒だが、現状他にあてになる情報もない。
悟浄「まぁ行ってみればいいんじゃね?」
三「そうだな」
行くか、と腰を浮かした3人だがそれを遮るように盛大な音が鳴り響く。
音の発信源は…
悟空「なぁー、そんなことより先に飯にしようぜー
腹減って死にそうだよー」
時間的には夕食の時間より少し早いぐらいの時間だが、駄々をこね始めた悟空はてこでも動きそうにない。
八戒「仕方ありませんねぇ…
まぁ腹が減っては戦はできぬと言いますし、何か食べてから行きましょうか」
悟空に甘い八戒は冷蔵庫を開け、何が作れるか考える。
そう急ぐものでもないかと残りの2人も席についた。