ーーーーーーいつからここにいるのか…








ーーーーーーなぜこんなことをしなければならないのか…









ーーーーーーなぜ自分なのか…









ーーーーーーなぜ……こんなにも無力なのか…























”一緒に逃げましょう”



遠い昔…手を差し伸べてくれた人がいた。



顔も、名前も、声すらも覚えていないけれど、




とても…とても大切な人だったことは覚えている。















”助けて”と誰に向けて叫んだわけではないけれど、救い出してくれるのを…もう一度手を差し伸べてくれるのを…今でも待っている気がする。