1話
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家に入るなり悟浄がカードを持ち出し、悟空が嬉々として眠い目をした三蔵を無理矢理引っ張り席に着く。
不機嫌な顔をしながら煙草に火をつける三蔵に、良い笑顔で八戒がコーヒーを出す準備をする。
いつもしているような…当たり前のような…スムーズに進む行動。
悟浄「ほら、恋歌ちゃんもそんなとこ立ってないでこっち来な」
悟空「なにやんの!?
俺ポーカーがいい!」
三蔵「何やってもお前が最下位になるのは、やる前からわかってるがな」
悟空「んなことねぇって!
ほら!恋歌!」
『!!』
なかなか玄関から動かない恋歌に痺れを切らした悟空が恋歌の腕を掴んで連れて来る。
恋歌は驚きはしたが、嫌悪感、恐怖感などはなにも感じなかった。
それを見ていた大人3人組は恋歌の反応の違いに気付いたが何も言うことはない。
八戒「恋歌さんコーヒー飲めますか?」
『あ、はい…たぶん…
ありがとうございます…』
4つのコーヒーと悟空用に1つのお茶を机の上に置いて、どういたしましてと笑顔で返事を返し八戒も席に着く。
悟浄「うっし
恋歌ちゃん、なんのゲームがしたい?」
『えっ、と
トランプゲーム…覚えてなくて…その…
ごめんなさい…』
トランプゲームをしたことがあるのか、どんなゲームがあるのか全くわからない。
せっかく気を遣って誘ってくれているのに申し訳ないと、だんだん声が小さくなっていく。
八戒「気にすることはありませんよ
じゃあ簡単なババ抜きとかから始めましょうか
なんだったら僕教えますし」
悟空「よっしゃ!
悟浄!早く配って!」
悟浄「猿のくせに俺に命令すんな!」
ぎゃーぎゃーと喧嘩になるが、機嫌の悪い三蔵にいつもより早めのハリセンをもらいおとなしくカードを配る。
八戒に配られないのは最初は恋歌に教えるつもりで参加しないからのようだ。
八戒「同じ数字のトランプは2枚揃ったらあーやってテーブルの上に出してください
順番に隣の人のトランプを抜いて、手持ちのカードが全てなくなれば勝ちです
あとは数字のトランプ以外にジョーカーがあるんですが、それだけは2枚揃いません
それを自分の手札に残さないようにするっていう簡単なゲームなんですが…わかりますか?」
『あ、はい
大丈夫だと、思います…
ありがとうございます』
八戒の丁寧な説明で大体のルールを把握し、その他の3人も八戒の説明が終わるまで待ってくれている。
2枚揃っているカードを手札から全てテーブルの上にだし、4枚のカードが恋歌の手元に残った。
八戒「じゃあ最初は恋歌さんからでいいですか?」
悟空「おう!」
悟空「だぁあああああ!
また負けたぁあああああ!!」
持っていたトランプを放り投げテーブルに頭をぶつけた悟空は、拗ねて頬を膨らませる。
悟浄「はっ
お前が俺たちに勝とうなんざ100年はえーんだよ」
悟空「んだと!」
ババ抜きをすること通算15回目。
負けず嫌いな悟空が負ける度にもう一度もう一度とせがむ為、何度もババ抜きをしている。
ちなみに悟空は15連敗中だ。
三蔵と悟浄は必ず2位か3位。
つまり…
八戒「恋歌さんすごいですね!
これで15連勝ですよ」
『あ、ありがとうございます…
八戒さんの教え方が上手だからです…』
ババ抜きが始まってから恋歌は一度も負けていない。
八戒が後ろについている為何かからくりがあるのかと、席替えをしたり、配る人間を替えたり、少しインチキもしてみたがそれでも勝てない。
八戒「いえいえ
ババ抜きの教え方に上手いも下手もありませんよ
恋歌さんの実力です」
悟浄「んじゃ、ババ抜き15回もしたし次行きますか
何がいい?」
不機嫌な顔をしながら煙草に火をつける三蔵に、良い笑顔で八戒がコーヒーを出す準備をする。
いつもしているような…当たり前のような…スムーズに進む行動。
悟浄「ほら、恋歌ちゃんもそんなとこ立ってないでこっち来な」
悟空「なにやんの!?
俺ポーカーがいい!」
三蔵「何やってもお前が最下位になるのは、やる前からわかってるがな」
悟空「んなことねぇって!
ほら!恋歌!」
『!!』
なかなか玄関から動かない恋歌に痺れを切らした悟空が恋歌の腕を掴んで連れて来る。
恋歌は驚きはしたが、嫌悪感、恐怖感などはなにも感じなかった。
それを見ていた大人3人組は恋歌の反応の違いに気付いたが何も言うことはない。
八戒「恋歌さんコーヒー飲めますか?」
『あ、はい…たぶん…
ありがとうございます…』
4つのコーヒーと悟空用に1つのお茶を机の上に置いて、どういたしましてと笑顔で返事を返し八戒も席に着く。
悟浄「うっし
恋歌ちゃん、なんのゲームがしたい?」
『えっ、と
トランプゲーム…覚えてなくて…その…
ごめんなさい…』
トランプゲームをしたことがあるのか、どんなゲームがあるのか全くわからない。
せっかく気を遣って誘ってくれているのに申し訳ないと、だんだん声が小さくなっていく。
八戒「気にすることはありませんよ
じゃあ簡単なババ抜きとかから始めましょうか
なんだったら僕教えますし」
悟空「よっしゃ!
悟浄!早く配って!」
悟浄「猿のくせに俺に命令すんな!」
ぎゃーぎゃーと喧嘩になるが、機嫌の悪い三蔵にいつもより早めのハリセンをもらいおとなしくカードを配る。
八戒に配られないのは最初は恋歌に教えるつもりで参加しないからのようだ。
八戒「同じ数字のトランプは2枚揃ったらあーやってテーブルの上に出してください
順番に隣の人のトランプを抜いて、手持ちのカードが全てなくなれば勝ちです
あとは数字のトランプ以外にジョーカーがあるんですが、それだけは2枚揃いません
それを自分の手札に残さないようにするっていう簡単なゲームなんですが…わかりますか?」
『あ、はい
大丈夫だと、思います…
ありがとうございます』
八戒の丁寧な説明で大体のルールを把握し、その他の3人も八戒の説明が終わるまで待ってくれている。
2枚揃っているカードを手札から全てテーブルの上にだし、4枚のカードが恋歌の手元に残った。
八戒「じゃあ最初は恋歌さんからでいいですか?」
悟空「おう!」
悟空「だぁあああああ!
また負けたぁあああああ!!」
持っていたトランプを放り投げテーブルに頭をぶつけた悟空は、拗ねて頬を膨らませる。
悟浄「はっ
お前が俺たちに勝とうなんざ100年はえーんだよ」
悟空「んだと!」
ババ抜きをすること通算15回目。
負けず嫌いな悟空が負ける度にもう一度もう一度とせがむ為、何度もババ抜きをしている。
ちなみに悟空は15連敗中だ。
三蔵と悟浄は必ず2位か3位。
つまり…
八戒「恋歌さんすごいですね!
これで15連勝ですよ」
『あ、ありがとうございます…
八戒さんの教え方が上手だからです…』
ババ抜きが始まってから恋歌は一度も負けていない。
八戒が後ろについている為何かからくりがあるのかと、席替えをしたり、配る人間を替えたり、少しインチキもしてみたがそれでも勝てない。
八戒「いえいえ
ババ抜きの教え方に上手いも下手もありませんよ
恋歌さんの実力です」
悟浄「んじゃ、ババ抜き15回もしたし次行きますか
何がいい?」