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グレタに連れられて来た場所は色とりどりの花が咲き誇る場所。
『わぁ…
こんな場所あったんだね…』
グ「綺麗でしょー?
グレタねー、ここでよくお花摘んだり花冠作ったりしてるの!
恋歌も一緒にしよう?」
『うん』
花を潰さないように気をつけながらグレタに引っ張られるように並んで座る。
グ「綺麗に作れたらユーリにあげたいなー」
『きっと喜んでくれるよ』
グ「うん!」
健気な少女は大好きな養父のために青い花を選ぶ。
それが好きな色だとわかっているから。
恋歌もグレタにつくり方を教わりながら数十分で2人で1つずつの花冠ができた。
グ「上手だね!
恋歌は誰にあげるの?」
『うーん…
そうだなぁ…』
可愛い愛娘から貰うなら喜ぶかも知れないが自分のような大人が人にあげるのはどうだろう。
喜んでくれそうな人を探したが思い当たらず、グレタにあげようかと考えた。
グ「じゃあ猊下にあげたら?」
『え、猊下?
猊下って…健ちゃん?』
グ「そう!
だって恋歌、猊下と仲良しでしょ?」
にこにこと告げるグレタはなんの意図もなくそう言うのだろう。
『健ちゃんか…』
まぁ仲良くないわけではないし告白されたからといって気まずいわけでもない。
グ「ね?2人にあげよう?」
『うん、そうしようか』
じゃあ2人を探しに行こう!と嬉しそうに笑うグレタ。
花冠の他にもいくつか花を摘んで花束もしっかりと持つ。
そして2人を探すために手を繋いで城内を歩く。
作った花冠は手に持っていると萎れそうだったのでふたりとも自分の頭の上に乗せている。
グ「今ユーリはお仕事中かなー
休憩中なら中庭にいると思うんだけど」
『じゃあまずは中庭に行こうか
わたしは場所がわからないから案内してくれる?』
グ「うん!こっちだよ!」
くいっ、と引っ張られるままに恋歌はグレタについていく。
「あ、姫様!
それに恋歌様まで」
『こんにちは』
「どちらへ行かれるのですか?」
グ「ユーリ探してるの!」
廊下を歩いているとメイドに話しかけられる。
食事の時によく見かける3人組のメイドさん達だ。
「ユーリ陛下なら猊下と一緒にお庭で休憩ですよ」
「先ほどお茶をお出ししたところです」
「今行けばエーフェのお菓子がまだ残ってるかもしれませんよ?」
グ「ほんと!?
恋歌!早く行こう!
エーフェのお菓子はすっごく美味しいんだよ!」
はやくはやく!と先ほどより手を強く引っ張るグレタに連れられ中庭と思われる方に駆けていく。
「姫様!
走っては危ないですよ!」
後ろからメイドたちの心配そうな声が聞こえたがグレタは後ろを振り返らず大丈夫!とだけ言いスピードを緩めず走って行ってしまった。
「もう…姫様はほんとにエーフェのお菓子が好きなんだから」
「元気ならそれでいいじゃない」
「それはそうとこんなに近くで恋歌様を見たの初めてよ!」
「わたしも!
綺麗なお方だとはわかっていたけど息を呑む程の美しさとはあの方のことを言うのね」
「ほんとほんと!!
あ、そう言えば聞いた?
なんでもあの恋歌様に猊下が告白なされたって話!!」
「えぇー!?
なにそれ!?」
「これは…陛下ご寵愛トト、動くわね…」
噂好きなメイドたちはどこからそんな情報を仕入れてくるのか。
誰もいないことをいいことにきゃーきゃーと妄想を膨らませながら仕事をするために持ち場に帰っていった。
『わぁ…
こんな場所あったんだね…』
グ「綺麗でしょー?
グレタねー、ここでよくお花摘んだり花冠作ったりしてるの!
恋歌も一緒にしよう?」
『うん』
花を潰さないように気をつけながらグレタに引っ張られるように並んで座る。
グ「綺麗に作れたらユーリにあげたいなー」
『きっと喜んでくれるよ』
グ「うん!」
健気な少女は大好きな養父のために青い花を選ぶ。
それが好きな色だとわかっているから。
恋歌もグレタにつくり方を教わりながら数十分で2人で1つずつの花冠ができた。
グ「上手だね!
恋歌は誰にあげるの?」
『うーん…
そうだなぁ…』
可愛い愛娘から貰うなら喜ぶかも知れないが自分のような大人が人にあげるのはどうだろう。
喜んでくれそうな人を探したが思い当たらず、グレタにあげようかと考えた。
グ「じゃあ猊下にあげたら?」
『え、猊下?
猊下って…健ちゃん?』
グ「そう!
だって恋歌、猊下と仲良しでしょ?」
にこにこと告げるグレタはなんの意図もなくそう言うのだろう。
『健ちゃんか…』
まぁ仲良くないわけではないし告白されたからといって気まずいわけでもない。
グ「ね?2人にあげよう?」
『うん、そうしようか』
じゃあ2人を探しに行こう!と嬉しそうに笑うグレタ。
花冠の他にもいくつか花を摘んで花束もしっかりと持つ。
そして2人を探すために手を繋いで城内を歩く。
作った花冠は手に持っていると萎れそうだったのでふたりとも自分の頭の上に乗せている。
グ「今ユーリはお仕事中かなー
休憩中なら中庭にいると思うんだけど」
『じゃあまずは中庭に行こうか
わたしは場所がわからないから案内してくれる?』
グ「うん!こっちだよ!」
くいっ、と引っ張られるままに恋歌はグレタについていく。
「あ、姫様!
それに恋歌様まで」
『こんにちは』
「どちらへ行かれるのですか?」
グ「ユーリ探してるの!」
廊下を歩いているとメイドに話しかけられる。
食事の時によく見かける3人組のメイドさん達だ。
「ユーリ陛下なら猊下と一緒にお庭で休憩ですよ」
「先ほどお茶をお出ししたところです」
「今行けばエーフェのお菓子がまだ残ってるかもしれませんよ?」
グ「ほんと!?
恋歌!早く行こう!
エーフェのお菓子はすっごく美味しいんだよ!」
はやくはやく!と先ほどより手を強く引っ張るグレタに連れられ中庭と思われる方に駆けていく。
「姫様!
走っては危ないですよ!」
後ろからメイドたちの心配そうな声が聞こえたがグレタは後ろを振り返らず大丈夫!とだけ言いスピードを緩めず走って行ってしまった。
「もう…姫様はほんとにエーフェのお菓子が好きなんだから」
「元気ならそれでいいじゃない」
「それはそうとこんなに近くで恋歌様を見たの初めてよ!」
「わたしも!
綺麗なお方だとはわかっていたけど息を呑む程の美しさとはあの方のことを言うのね」
「ほんとほんと!!
あ、そう言えば聞いた?
なんでもあの恋歌様に猊下が告白なされたって話!!」
「えぇー!?
なにそれ!?」
「これは…陛下ご寵愛トト、動くわね…」
噂好きなメイドたちはどこからそんな情報を仕入れてくるのか。
誰もいないことをいいことにきゃーきゃーと妄想を膨らませながら仕事をするために持ち場に帰っていった。