今日からマ王!
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話がまとまったところでふと疑問が浮かんだ。
話がまとまった?
こんなにあっさり?
村「ねぇ、フォンビーレフェルト卿静かだけど…」
そういつもユーリのこととなると突っ走るヴォルフラムが静かなのだ。
渋「そういえば…
どうした?具合でも悪いのか?」
ヴ「いや…
出立はいつだ」
村「んー、来たばかりだしもうしばらくはいるつもり
こちらとあちらでは時間の流れが違うから長期戦かもしれないしそれなりの準備もしないとね」
ヴ「そうか
出立の日が決まったら教えてくれ」
それだけ言うと静かに席を立ち執務室から出て行ってしまった。
渋「どうしたんだろ」
コ「大丈夫ですよ
何か考えることがあるんでしょう」
渋「ふーん…
でさその魔石は結局何に使うんだ?」
村「この魔石の魔力と眞王の魔力で恋歌さんとウェラー卿を地球へ送るんだってさ」
渋「あー、そういうことね」
村「さて、じゃあ僕はいろいろと準備があるから行くね」
村田に続いて恋歌もついていこうとするが血盟城にしばらくいるというので護衛はいいと断られた。
村「血盟城の中なら安全だしね
それに恋歌さんもすることあるだろ?」
『うん…ありがとう…ごめんね』
村「気にしないでよ
ま、とりあえず部屋から出ようか
じゃあお邪魔しましたー」
ばいばーいと書類に囲まれたままのユーリに手を振って扉を閉めた。
ぱたん、という扉が閉まる音が静かな廊下にやけに響いたように感じられた。
村「ふぅ…
驚きの方が強かったみたいだね
あんまり怒られなかったや」
『そうだね』
村「これ、一応僕が持っててもいいかな?」
村田の手には赤い魔石。
『うん
わたしは必要ないから
あ、でも健ちゃんはこれ持ってて』
村「これって…」
恋歌は村田にヨザックにも渡した珠を渡す。
『ヨザックさんに渡した時説明聞いてたよね?
もし何かあったら呼んで』
村「ありがとう
割ればいいんだったよね?」
『うん
結構向こうの世界じゃ価値あるんだからね
なんせこの私が助けに行くんだから』
ふふっ、と笑う恋歌に村田ももう一度お礼を言う。
村「これで僕は怖いものなしだね」
『うん
だから…いつでも頼ってね』
村「…そうだね
頼りにしてる」
その返事に満足した恋歌は村田とは逆の方向へ走る。
村「頼ってね、か
苦手なんだよね…」
人に頼るのは。
でもこれをくれたということはお見通しなのだろう。
村田が人を頼ることを苦手としていることは。
村「ほんと…諦めつかなくなるんだけど…」
話がまとまった?
こんなにあっさり?
村「ねぇ、フォンビーレフェルト卿静かだけど…」
そういつもユーリのこととなると突っ走るヴォルフラムが静かなのだ。
渋「そういえば…
どうした?具合でも悪いのか?」
ヴ「いや…
出立はいつだ」
村「んー、来たばかりだしもうしばらくはいるつもり
こちらとあちらでは時間の流れが違うから長期戦かもしれないしそれなりの準備もしないとね」
ヴ「そうか
出立の日が決まったら教えてくれ」
それだけ言うと静かに席を立ち執務室から出て行ってしまった。
渋「どうしたんだろ」
コ「大丈夫ですよ
何か考えることがあるんでしょう」
渋「ふーん…
でさその魔石は結局何に使うんだ?」
村「この魔石の魔力と眞王の魔力で恋歌さんとウェラー卿を地球へ送るんだってさ」
渋「あー、そういうことね」
村「さて、じゃあ僕はいろいろと準備があるから行くね」
村田に続いて恋歌もついていこうとするが血盟城にしばらくいるというので護衛はいいと断られた。
村「血盟城の中なら安全だしね
それに恋歌さんもすることあるだろ?」
『うん…ありがとう…ごめんね』
村「気にしないでよ
ま、とりあえず部屋から出ようか
じゃあお邪魔しましたー」
ばいばーいと書類に囲まれたままのユーリに手を振って扉を閉めた。
ぱたん、という扉が閉まる音が静かな廊下にやけに響いたように感じられた。
村「ふぅ…
驚きの方が強かったみたいだね
あんまり怒られなかったや」
『そうだね』
村「これ、一応僕が持っててもいいかな?」
村田の手には赤い魔石。
『うん
わたしは必要ないから
あ、でも健ちゃんはこれ持ってて』
村「これって…」
恋歌は村田にヨザックにも渡した珠を渡す。
『ヨザックさんに渡した時説明聞いてたよね?
もし何かあったら呼んで』
村「ありがとう
割ればいいんだったよね?」
『うん
結構向こうの世界じゃ価値あるんだからね
なんせこの私が助けに行くんだから』
ふふっ、と笑う恋歌に村田ももう一度お礼を言う。
村「これで僕は怖いものなしだね」
『うん
だから…いつでも頼ってね』
村「…そうだね
頼りにしてる」
その返事に満足した恋歌は村田とは逆の方向へ走る。
村「頼ってね、か
苦手なんだよね…」
人に頼るのは。
でもこれをくれたということはお見通しなのだろう。
村田が人を頼ることを苦手としていることは。
村「ほんと…諦めつかなくなるんだけど…」