今日からマ王!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
村「まぁそれもまだわからないんだけどね」
渋「結局わからないことだらけってことか…」
ふぅ、と息をついたユーリを見て今まで黙って話を聞いていた側近たちが口を開く。
グ「なにもわからないとなると直ちに調べさせたほうがよいのでは?」
ギ「そうですね
警備も増やし、料理には信頼のおけるところからしか仕入れぬようにしましょう」
村「ちょっと待った」
次々と案を出していく側近たちを村田が止める。
村「まだ話は終わってないよ」
グ「まだ、だと?」
村「肝心なところを言えてない」
渋「なんだよ」
村田は一度机に置いた赤い魔石を手に取り手のひらで転がす。
村「さっき言ったよね?
渋谷を狙っているのは魔石でも法石でもない力だって」
渋「ああ」
村「…まだ可能性の段階なんだけどもしかしたら渋谷を狙っている暗殺者は地球にいるかもしれないんだ」
渋「なんだって!?」
暗殺など地球では、いや日本ではあり得ないことだと思っていた。
狙われるとしても眞魔国だけでだとばかり…。
コ「猊下、それは…」
村「言っただろう?まだ可能性の話だって
僕だって確信はない
だけど不安要素は取り除くべきだと思う」
グ「それについては異存はない
ではまた地球へ行かなければならないということだな?」
箱を探しに地球へ行った時のように。
村「いや、今回は必要ないよ」
グ「必要ない?
陛下と猊下だけでは万が一地球で何か起こった場合対処できまい」
村「わかってるよ
だから恋歌さんに来てもらう」
ギ「恋歌様に?
しかし…」
村「渋谷の料理の異変に気付いたのは彼女だけ
強さも申し分ない上に見た目は日本人だ
君たちといると結構目立つんだよねー」
渋「ああ…確かに…」
前に地球に魔族が行った時は大変だったなと過去を思い出して遠い目をするユーリ。
写真もとられるわ視線を集めるわギュンターはモデルになってるわ。
村「まぁ僕としては付いてくるならあと1人
ウェラー卿がいいと思ってる」
コ「俺ですか?」
村「そう
君ならまだある程度向こうの知識が多いし万が一の時も考えて渋谷と僕と護衛を一人ずつってことで
どうかな?」
どうかな?、と聞かれた王佐と摂政は2人で視線を合わせる。
グ「確かに犯人を探すには目立つ行動は控えねばなるまい
ただし常に護衛と行動を共にし離れぬこと
犯人を突き止めたならば一度こちらに戻って来い
これが条件だ」
村「わかったよ」
心配してくれているのはわかるが村田はこれが最善の選択だと思っている。
それをグウェンダルもギュンターもわかっているからこそ渋々ながらも頷いた。
渋「結局わからないことだらけってことか…」
ふぅ、と息をついたユーリを見て今まで黙って話を聞いていた側近たちが口を開く。
グ「なにもわからないとなると直ちに調べさせたほうがよいのでは?」
ギ「そうですね
警備も増やし、料理には信頼のおけるところからしか仕入れぬようにしましょう」
村「ちょっと待った」
次々と案を出していく側近たちを村田が止める。
村「まだ話は終わってないよ」
グ「まだ、だと?」
村「肝心なところを言えてない」
渋「なんだよ」
村田は一度机に置いた赤い魔石を手に取り手のひらで転がす。
村「さっき言ったよね?
渋谷を狙っているのは魔石でも法石でもない力だって」
渋「ああ」
村「…まだ可能性の段階なんだけどもしかしたら渋谷を狙っている暗殺者は地球にいるかもしれないんだ」
渋「なんだって!?」
暗殺など地球では、いや日本ではあり得ないことだと思っていた。
狙われるとしても眞魔国だけでだとばかり…。
コ「猊下、それは…」
村「言っただろう?まだ可能性の話だって
僕だって確信はない
だけど不安要素は取り除くべきだと思う」
グ「それについては異存はない
ではまた地球へ行かなければならないということだな?」
箱を探しに地球へ行った時のように。
村「いや、今回は必要ないよ」
グ「必要ない?
陛下と猊下だけでは万が一地球で何か起こった場合対処できまい」
村「わかってるよ
だから恋歌さんに来てもらう」
ギ「恋歌様に?
しかし…」
村「渋谷の料理の異変に気付いたのは彼女だけ
強さも申し分ない上に見た目は日本人だ
君たちといると結構目立つんだよねー」
渋「ああ…確かに…」
前に地球に魔族が行った時は大変だったなと過去を思い出して遠い目をするユーリ。
写真もとられるわ視線を集めるわギュンターはモデルになってるわ。
村「まぁ僕としては付いてくるならあと1人
ウェラー卿がいいと思ってる」
コ「俺ですか?」
村「そう
君ならまだある程度向こうの知識が多いし万が一の時も考えて渋谷と僕と護衛を一人ずつってことで
どうかな?」
どうかな?、と聞かれた王佐と摂政は2人で視線を合わせる。
グ「確かに犯人を探すには目立つ行動は控えねばなるまい
ただし常に護衛と行動を共にし離れぬこと
犯人を突き止めたならば一度こちらに戻って来い
これが条件だ」
村「わかったよ」
心配してくれているのはわかるが村田はこれが最善の選択だと思っている。
それをグウェンダルもギュンターもわかっているからこそ渋々ながらも頷いた。