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村田と一緒に朝食を食べる部屋に行くとなぜかユーリにほっとしたようにため息をつかれた。
『?』
村「気にしなくていいよ
それよりほら」
『あ、うん
えと、フォンヴォルテール卿』
グ「…グウェンダルでよい
で、なんだ」
相変わらず眉間にしわが多いグウェンダルはその鋭い眼光を恋歌に向ける。
『この間の盗賊団の魔石を持ってまして…
どうしたらいいのかなと…』
グ「…持っている?」
ぎろっ、と睨まれて怒られるかもと身構えた。
グ「報告によれば法石も魔石もかなりの数だったはずだ
それにヨザックからすでに受け取っている」
村「そうだよ
法石は壊して魔石は持って帰ってきたんだ
帰ってきたときにばたばたしちゃってたから渡すの忘れてたけど
たぶんヨザックのはあとから見つかったやつだと思う」
グ「まぁいい
それで?その魔石はどこにある」
『ここにあるんですけど…』
ここに、と言いながら左手を持ち上げる恋歌の手を見ても魔石など一つも持っていない。
村「正確には恋歌さんの指輪の中
この指輪なんでか僕は知らないけど収納できるんだってー」
主婦にはありがたいよねー、と意味のわからないことは耳に入れないようにして恋歌の指輪をじっと見つめる。
グ「量は?」
『えっと…荷車5つ分ぐらい?』
グ「なんだと!?」
魔石の量に驚いたグウェンダルはいつも冷静だが思わず机を叩いて立ち上がる。
『す、すいません…』
グ「あ、いや
お前に怒っているわけでは…」
恋歌が申し訳なさそうにしているのを見て可愛いものが大好きなグウェンダルはしまった、というような顔をした。
村「恋歌さん大丈夫だよ
彼は君に怒鳴ってるんじゃない
ただ驚いただけなんだ」
『あ、そうなの?』
渋「ほんとほんと
グウェンは怖い顔してるけど本当は優しいからさ」
な?とコンラッドに聞くとはい、と返事が返ってきた。
一先ず怒らせたわけではないとわかりほっとする。
『それでこの魔石はどこに置けば…』
グ「それほど大量の魔石…
どこに保管しておくべきか…」
ギ「保管場所が決まるまで恋歌様に持っていただいてはどうでしょうか
見た所お身体への負担もなさそうですし」
大量の魔石を保管するにはそれなりの場所がいる。
たとえ血盟城と言えどその辺りの部屋に入れておくわけにはいかない。
そこでギュンターは便利な収納場所を持っている恋歌にしばらくの間頼もうと思ったのだが、申し訳なさそうに首を振られる。
『ごめんなさい…
ここにしまっておくことはできないんです…』
村「彼女にもいろいろ事情があるんだ
だから早急にこの魔石をなんとかしないと」
ギ「ああ…そのように悲しそうなお顔をなさらないでください…」
しゅん、としている恋歌を慰めようとギュンターが必死になにかしようとする。
その距離が些か近いような気がしないでもない。
村「…フォンクライスト卿
眞王廟に使いを飛ばしてウルリーケと連絡とってくれる?
彼女ならなんとかしてくれそうだ」
ギ「か、かしこまりました!」
朝食もまだ食べ終えていないのにダッシュで部屋を出て行くギュンターに村田はひらひらと手を振っていた。
渋「…近づくなってことね」
コ「そのようです」
『?』
村「気にしなくていいよ
それよりほら」
『あ、うん
えと、フォンヴォルテール卿』
グ「…グウェンダルでよい
で、なんだ」
相変わらず眉間にしわが多いグウェンダルはその鋭い眼光を恋歌に向ける。
『この間の盗賊団の魔石を持ってまして…
どうしたらいいのかなと…』
グ「…持っている?」
ぎろっ、と睨まれて怒られるかもと身構えた。
グ「報告によれば法石も魔石もかなりの数だったはずだ
それにヨザックからすでに受け取っている」
村「そうだよ
法石は壊して魔石は持って帰ってきたんだ
帰ってきたときにばたばたしちゃってたから渡すの忘れてたけど
たぶんヨザックのはあとから見つかったやつだと思う」
グ「まぁいい
それで?その魔石はどこにある」
『ここにあるんですけど…』
ここに、と言いながら左手を持ち上げる恋歌の手を見ても魔石など一つも持っていない。
村「正確には恋歌さんの指輪の中
この指輪なんでか僕は知らないけど収納できるんだってー」
主婦にはありがたいよねー、と意味のわからないことは耳に入れないようにして恋歌の指輪をじっと見つめる。
グ「量は?」
『えっと…荷車5つ分ぐらい?』
グ「なんだと!?」
魔石の量に驚いたグウェンダルはいつも冷静だが思わず机を叩いて立ち上がる。
『す、すいません…』
グ「あ、いや
お前に怒っているわけでは…」
恋歌が申し訳なさそうにしているのを見て可愛いものが大好きなグウェンダルはしまった、というような顔をした。
村「恋歌さん大丈夫だよ
彼は君に怒鳴ってるんじゃない
ただ驚いただけなんだ」
『あ、そうなの?』
渋「ほんとほんと
グウェンは怖い顔してるけど本当は優しいからさ」
な?とコンラッドに聞くとはい、と返事が返ってきた。
一先ず怒らせたわけではないとわかりほっとする。
『それでこの魔石はどこに置けば…』
グ「それほど大量の魔石…
どこに保管しておくべきか…」
ギ「保管場所が決まるまで恋歌様に持っていただいてはどうでしょうか
見た所お身体への負担もなさそうですし」
大量の魔石を保管するにはそれなりの場所がいる。
たとえ血盟城と言えどその辺りの部屋に入れておくわけにはいかない。
そこでギュンターは便利な収納場所を持っている恋歌にしばらくの間頼もうと思ったのだが、申し訳なさそうに首を振られる。
『ごめんなさい…
ここにしまっておくことはできないんです…』
村「彼女にもいろいろ事情があるんだ
だから早急にこの魔石をなんとかしないと」
ギ「ああ…そのように悲しそうなお顔をなさらないでください…」
しゅん、としている恋歌を慰めようとギュンターが必死になにかしようとする。
その距離が些か近いような気がしないでもない。
村「…フォンクライスト卿
眞王廟に使いを飛ばしてウルリーケと連絡とってくれる?
彼女ならなんとかしてくれそうだ」
ギ「か、かしこまりました!」
朝食もまだ食べ終えていないのにダッシュで部屋を出て行くギュンターに村田はひらひらと手を振っていた。
渋「…近づくなってことね」
コ「そのようです」