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悩みってなんだよ、とユーリが口を開こうとした直後、廊下から楽しそうな声が聞こえてきた。
それは間違うはずもないユーリの愛娘の声。
渋「あ!グレタの声!」
村「やっとあがったみたいだね」
コ「ではホットミルク用意しますね」
渋「頼むよ」
グレタが帰ってきたら寝る前にホットミルクを飲むことを知っているコンラッドはすでに温めてあったものを用意するためにユーリのそばから離れた。
からからとカートに乗せて四人分のマグカップを用意する。
渋「あれ?誰の分?」
いつもホットミルクは飲まないコンラッドは今日は四人分用意した。
自分と村田、そして今から来るグレタの分だけだと思っていたのに。
コ「恋歌さんの分ですよ
足音が2人分聞こえまして」
渋「…俺には聞こえないけど」
コ「普通の人より静かに歩かれるみたいですから
俺でも注意しないと聞こえないぐらいです」
村「こういうところだよ
ウェラー卿が僕を傷つけるのは」
自分では気づけない恋歌の気配。
そしてさりげない気遣い。
村「(ま、ウェラー卿が恋歌さんを恋愛対象として見てないのが幸いかな)」
はぁ、とひとつため息をついた村田にコンラッドは自分が何をして村田を傷つけたのかわからずユーリに助けを求める視線を送る。
渋「気にしなくていいよ
ちょっとマイナス思考になってるだけだし」
コ「はぁ…」
気にするなと言われてもいつも冷静沈着で何事にも動じない猊下が重苦しいため息をつけば気にしてしまう。
グ「ユーリ!!」
そんな重苦しい雰囲気を壊すかのようにドアを思いっきり開けてグレタが入ってきた。
『お邪魔します』
それに続けて恋歌も。
ちなみに恋歌のパジャマも初日に用意されたものでユーリ、村田と色違いの桜色だ。
渋「いらっしゃい
コンラッドがホットミルク淹れてくれたんだけど恋歌さんも飲む?」
『あ、いいの?』
渋「もちろん」
『じゃあ遠慮なく
隣座ってもいい?』
村「あ、うん」
グレタは特等席とばかりにユーリの膝の上。
恋歌はどこに座ろうか一瞬迷ったが村田の横にちょこんと座った。
コ「双黒の方が3人も集られると圧巻ですね」
渋「そうか?
あー、でもギュンターなら色んな汁飛ばして喜びそう」
その汁を飛ばす場面を想像したのかユーリの顔は勘弁してくれと言わんばかりに歪む。
ホットミルクを四人に渡し、コンラッドはカートの片付けを始める。
渋「お風呂は楽しかったか?」
グ「うん!
あのね、みんなで前にユーリが教えてくれたながしっこしたよ!」
渋「え、あのメンバーで?」
前魔王に赤い悪魔に軍曹殿、そして恋歌とグレタでながしっこ…。
美人が思い浮かぶのに何故か感じるのは恐怖だった。
それは間違うはずもないユーリの愛娘の声。
渋「あ!グレタの声!」
村「やっとあがったみたいだね」
コ「ではホットミルク用意しますね」
渋「頼むよ」
グレタが帰ってきたら寝る前にホットミルクを飲むことを知っているコンラッドはすでに温めてあったものを用意するためにユーリのそばから離れた。
からからとカートに乗せて四人分のマグカップを用意する。
渋「あれ?誰の分?」
いつもホットミルクは飲まないコンラッドは今日は四人分用意した。
自分と村田、そして今から来るグレタの分だけだと思っていたのに。
コ「恋歌さんの分ですよ
足音が2人分聞こえまして」
渋「…俺には聞こえないけど」
コ「普通の人より静かに歩かれるみたいですから
俺でも注意しないと聞こえないぐらいです」
村「こういうところだよ
ウェラー卿が僕を傷つけるのは」
自分では気づけない恋歌の気配。
そしてさりげない気遣い。
村「(ま、ウェラー卿が恋歌さんを恋愛対象として見てないのが幸いかな)」
はぁ、とひとつため息をついた村田にコンラッドは自分が何をして村田を傷つけたのかわからずユーリに助けを求める視線を送る。
渋「気にしなくていいよ
ちょっとマイナス思考になってるだけだし」
コ「はぁ…」
気にするなと言われてもいつも冷静沈着で何事にも動じない猊下が重苦しいため息をつけば気にしてしまう。
グ「ユーリ!!」
そんな重苦しい雰囲気を壊すかのようにドアを思いっきり開けてグレタが入ってきた。
『お邪魔します』
それに続けて恋歌も。
ちなみに恋歌のパジャマも初日に用意されたものでユーリ、村田と色違いの桜色だ。
渋「いらっしゃい
コンラッドがホットミルク淹れてくれたんだけど恋歌さんも飲む?」
『あ、いいの?』
渋「もちろん」
『じゃあ遠慮なく
隣座ってもいい?』
村「あ、うん」
グレタは特等席とばかりにユーリの膝の上。
恋歌はどこに座ろうか一瞬迷ったが村田の横にちょこんと座った。
コ「双黒の方が3人も集られると圧巻ですね」
渋「そうか?
あー、でもギュンターなら色んな汁飛ばして喜びそう」
その汁を飛ばす場面を想像したのかユーリの顔は勘弁してくれと言わんばかりに歪む。
ホットミルクを四人に渡し、コンラッドはカートの片付けを始める。
渋「お風呂は楽しかったか?」
グ「うん!
あのね、みんなで前にユーリが教えてくれたながしっこしたよ!」
渋「え、あのメンバーで?」
前魔王に赤い悪魔に軍曹殿、そして恋歌とグレタでながしっこ…。
美人が思い浮かぶのに何故か感じるのは恐怖だった。