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一方その頃魔王陛下プライベートルーム。
村「へっ、くし」
渋「おいおい
今風呂に入ったところじゃん」
村「いや、寒いわけじゃないんだ」
噂でもしてるのかな、とずずっと鼻をすする大賢者。
今この部屋にはユーリと村田、その護衛のコンラッドしかいない。
ユーリと村田はもう風呂からあがって談笑しているところだ。
ちなみに2人のパジャマはお揃いである。
渋「でもさー風呂長すぎない?」
村「もうかれこれ1時間は経ってるよねー」
コ「女性の入浴時間は長いものですよ」
渋「そんなもんなのか?」
コ「はい」
まだ濡れたままのユーリの髪をタオルで拭くコンラッドは何時ものも通り爽やかだ。
そんなコンラッドをじー、っと眺める黒い瞳。
コ「なにか俺の顔についてます?」
村「いや?
ウェラー卿ってさ」
視線に耐えかねたコンラッドが視線を向ける村田に声をかける。
コ「なんでしょう」
村「腹黒なのにどうして外面はそんな爽やかなわけ?」
コ「はい?」
渋「む、村田?」
村「ウェラー卿は魔族の中じゃ地味目な顔だけど端正な顔立ちだし甘いセリフをすらすら言うからモテモテだろ?」
渋「まぁな」
コ「あ、あの…別にモテモテってわけでは…」
村「ほら嫌味だ
顔もよければ声もいい
バランスよくとれた筋肉質な体に素で甘い言葉を囁いたりできる」
渋「うんうん
こんな男いないよなー」
コ「もしもーし
陛下ー、猊下ー」
村「それに加えて元王子様で眞魔国一の剣の使い手だよ?
どんなけスペック高いんだよ」
最後だけ口調が変わったことには誰も突っ込めないが村田の言っていることは正しいとユーリはしきりに頷いている。
渋「で、いきなりなに?
お前がコンラッドのこと褒めるの珍しいじゃん」
村「僕もウェラー卿みたいにハイスペックならもうちょっと違ったのかなーってね」
渋「あー…そういうことね」
言いたいことが理解できたユーリだが村田の意見にうーんと腕を組んで考える。
渋「確かにさコンラッドみたいにハイスペックなら女の人はよりどりみどりだと思うけど恋歌さんはそういうの気にしないんじゃないか?
好きになった人がタイプみたいな
どんなに顔がよくてもいい声で甘い言葉を囁いてくれても剣が使えても
それはただの付属品でしかない
と…俺は思うけど…」
せっかくいいことを言っているのに最後の方は自信なさ気にごにょごにょと萎んでいった。
村「うん…そうかもね…
いや、渋谷の言う通りだ
彼女は見てくれに惑わされるような人じゃない
ちゃんと心を見てくれる人だ
ていうか鈍感な君が恋歌さんのことだってよくわかったね」
渋「あ、うんそうそう
俺が言いたいのはそういうこと
お前が今悩んでるのは恋歌さんのことについてだけじゃん」
村「失礼な
僕だって他にも悩みはありますぅー」
村「へっ、くし」
渋「おいおい
今風呂に入ったところじゃん」
村「いや、寒いわけじゃないんだ」
噂でもしてるのかな、とずずっと鼻をすする大賢者。
今この部屋にはユーリと村田、その護衛のコンラッドしかいない。
ユーリと村田はもう風呂からあがって談笑しているところだ。
ちなみに2人のパジャマはお揃いである。
渋「でもさー風呂長すぎない?」
村「もうかれこれ1時間は経ってるよねー」
コ「女性の入浴時間は長いものですよ」
渋「そんなもんなのか?」
コ「はい」
まだ濡れたままのユーリの髪をタオルで拭くコンラッドは何時ものも通り爽やかだ。
そんなコンラッドをじー、っと眺める黒い瞳。
コ「なにか俺の顔についてます?」
村「いや?
ウェラー卿ってさ」
視線に耐えかねたコンラッドが視線を向ける村田に声をかける。
コ「なんでしょう」
村「腹黒なのにどうして外面はそんな爽やかなわけ?」
コ「はい?」
渋「む、村田?」
村「ウェラー卿は魔族の中じゃ地味目な顔だけど端正な顔立ちだし甘いセリフをすらすら言うからモテモテだろ?」
渋「まぁな」
コ「あ、あの…別にモテモテってわけでは…」
村「ほら嫌味だ
顔もよければ声もいい
バランスよくとれた筋肉質な体に素で甘い言葉を囁いたりできる」
渋「うんうん
こんな男いないよなー」
コ「もしもーし
陛下ー、猊下ー」
村「それに加えて元王子様で眞魔国一の剣の使い手だよ?
どんなけスペック高いんだよ」
最後だけ口調が変わったことには誰も突っ込めないが村田の言っていることは正しいとユーリはしきりに頷いている。
渋「で、いきなりなに?
お前がコンラッドのこと褒めるの珍しいじゃん」
村「僕もウェラー卿みたいにハイスペックならもうちょっと違ったのかなーってね」
渋「あー…そういうことね」
言いたいことが理解できたユーリだが村田の意見にうーんと腕を組んで考える。
渋「確かにさコンラッドみたいにハイスペックなら女の人はよりどりみどりだと思うけど恋歌さんはそういうの気にしないんじゃないか?
好きになった人がタイプみたいな
どんなに顔がよくてもいい声で甘い言葉を囁いてくれても剣が使えても
それはただの付属品でしかない
と…俺は思うけど…」
せっかくいいことを言っているのに最後の方は自信なさ気にごにょごにょと萎んでいった。
村「うん…そうかもね…
いや、渋谷の言う通りだ
彼女は見てくれに惑わされるような人じゃない
ちゃんと心を見てくれる人だ
ていうか鈍感な君が恋歌さんのことだってよくわかったね」
渋「あ、うんそうそう
俺が言いたいのはそういうこと
お前が今悩んでるのは恋歌さんのことについてだけじゃん」
村「失礼な
僕だって他にも悩みはありますぅー」