今日からマ王!
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コ「母上
そんなに宝石を見つめていては恋歌さんがお食事を食べ辛いのでは?」
光物が大好きなツェリはしばらく恋歌の宝石を見ていたのだが、それをコンラッドに注意されてしまった。
ツ「あら、ごめんなさい」
上品ながらも申し訳なさそうにするツェリにいいえ、とだけ返して食事を再開する。
そして食べ終わる頃いつものように食後の紅茶が運ばれてきて一息つく。
ツ「ねぇ恋歌?
恋歌にはお付き合いしている殿方はいて?」
渋「ぶっ…!ごほっ…」
ツェリの質問になぜか動揺したのはユーリ。
のみかけていた紅茶が変なところに入ったらしくむせている。
コ「陛下、大丈夫ですか?」
渋「へ、いか、ごほっ、言うな」
背中をさすってくれるコンラッドといつものやり取りをして呼吸を落ち着かせて深呼吸。
ツ「あたくし何か変なこと言ったかしら?」
渋「い、いえ…」
なにかユーリがむせるような変なことでも言ったのだろうかと首を傾げているが理由は教えてもらえない。
否、言えない。
村「大丈夫?渋谷」
この親友がまだ平気そうな顔をしている。
自分が取り乱すわけにはいかない。
ツ「それで?お付き合いしている殿方はいて?」
『あ、まぁ…一応は…』
照れ臭そうな恋歌の様子を見てきゃー!っと黄色い悲鳴をあげるツェリ。
三兄弟と王佐はまたはじまったといわんばかりに揃ってため息をついた。
ツ「どんな方なの?
あら、コンラッド」
興味津々な様子で身を乗り出してくるツェリはコンラッドに肩を引かれてちゃんと座らされてしまう。
『どんな…
外見は…そうだね…
ヨザックさんみたいな体型かな』
渋「え、あの素晴らしい上腕二頭筋の持ち主が恋歌さんの世界にいるの?」
『結構いると思う』
ツ「それでそれで?」
『黒目黒髪でいつもオレンジのテンガロンハットを被ってるかな
背中と左腕に刺青があるのといつも上半身は裸だね』
渋「な、なんかいろんな意味ですごそうだな…
てか刺青って…やくざ?」
ユーリの世界、日本では特に刺青はあまりいい印象を受けない。
『ううん、刺青は白髭海賊団の海賊旗のマークが入ってるの
尊敬する船長である父親の誇りを背負って戦うって意味で白髭海賊団はほとんど入れてるんじゃないかな』
ツ「そういうのも素敵ねー
一生消えない絆で繋がってるみたい」
『そうだね
わたしも刺青入ってるよ?』
渋「え、うそ」
『ここに』
意外そうな顔をするユーリに見えるように刺青のある場所をぽんぽんと叩く。
今はスカートで隠れて見えないがその下には刺青があるのだろう。
『これはわたしの誇り
血の繋がらないわたしを娘と呼んで船に乗せてくれた父親の名を背負って生きていくと決めたから』
ツ「恋歌の世界には素敵な殿方がおられるのね」
『うん』
大好きな家族を褒められて嬉しそうに笑う恋歌につられてツェリも笑う。
ツ「そうだわ!
女は女同士一緒にお風呂でもいかが?」
名案といわんばかりに手を叩いて立ち上がり恋歌の手を軽く引く。
『で、でも今日は健ちゃんの護衛だし…』
ツ「あら、それならグウェンダルに任せればいいわよ
ね?いいわよね?」
グ「……母上のお頼みならば…」
渋々頷いたグウェンダルはツェリが言い出したら聞かないことをよく知っている。
断れるわけがない。
そんなに宝石を見つめていては恋歌さんがお食事を食べ辛いのでは?」
光物が大好きなツェリはしばらく恋歌の宝石を見ていたのだが、それをコンラッドに注意されてしまった。
ツ「あら、ごめんなさい」
上品ながらも申し訳なさそうにするツェリにいいえ、とだけ返して食事を再開する。
そして食べ終わる頃いつものように食後の紅茶が運ばれてきて一息つく。
ツ「ねぇ恋歌?
恋歌にはお付き合いしている殿方はいて?」
渋「ぶっ…!ごほっ…」
ツェリの質問になぜか動揺したのはユーリ。
のみかけていた紅茶が変なところに入ったらしくむせている。
コ「陛下、大丈夫ですか?」
渋「へ、いか、ごほっ、言うな」
背中をさすってくれるコンラッドといつものやり取りをして呼吸を落ち着かせて深呼吸。
ツ「あたくし何か変なこと言ったかしら?」
渋「い、いえ…」
なにかユーリがむせるような変なことでも言ったのだろうかと首を傾げているが理由は教えてもらえない。
否、言えない。
村「大丈夫?渋谷」
この親友がまだ平気そうな顔をしている。
自分が取り乱すわけにはいかない。
ツ「それで?お付き合いしている殿方はいて?」
『あ、まぁ…一応は…』
照れ臭そうな恋歌の様子を見てきゃー!っと黄色い悲鳴をあげるツェリ。
三兄弟と王佐はまたはじまったといわんばかりに揃ってため息をついた。
ツ「どんな方なの?
あら、コンラッド」
興味津々な様子で身を乗り出してくるツェリはコンラッドに肩を引かれてちゃんと座らされてしまう。
『どんな…
外見は…そうだね…
ヨザックさんみたいな体型かな』
渋「え、あの素晴らしい上腕二頭筋の持ち主が恋歌さんの世界にいるの?」
『結構いると思う』
ツ「それでそれで?」
『黒目黒髪でいつもオレンジのテンガロンハットを被ってるかな
背中と左腕に刺青があるのといつも上半身は裸だね』
渋「な、なんかいろんな意味ですごそうだな…
てか刺青って…やくざ?」
ユーリの世界、日本では特に刺青はあまりいい印象を受けない。
『ううん、刺青は白髭海賊団の海賊旗のマークが入ってるの
尊敬する船長である父親の誇りを背負って戦うって意味で白髭海賊団はほとんど入れてるんじゃないかな』
ツ「そういうのも素敵ねー
一生消えない絆で繋がってるみたい」
『そうだね
わたしも刺青入ってるよ?』
渋「え、うそ」
『ここに』
意外そうな顔をするユーリに見えるように刺青のある場所をぽんぽんと叩く。
今はスカートで隠れて見えないがその下には刺青があるのだろう。
『これはわたしの誇り
血の繋がらないわたしを娘と呼んで船に乗せてくれた父親の名を背負って生きていくと決めたから』
ツ「恋歌の世界には素敵な殿方がおられるのね」
『うん』
大好きな家族を褒められて嬉しそうに笑う恋歌につられてツェリも笑う。
ツ「そうだわ!
女は女同士一緒にお風呂でもいかが?」
名案といわんばかりに手を叩いて立ち上がり恋歌の手を軽く引く。
『で、でも今日は健ちゃんの護衛だし…』
ツ「あら、それならグウェンダルに任せればいいわよ
ね?いいわよね?」
グ「……母上のお頼みならば…」
渋々頷いたグウェンダルはツェリが言い出したら聞かないことをよく知っている。
断れるわけがない。